ハミルトン、ムジェロ攻略に手を焼く? 第3セクター以外は「まだ改善の余地アリ」
ルイス・ハミルトンは、F1初開催となるムジェロをまだ攻略できていないと認め、ミスする余地がないサーキットだと話した。
Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11
Mark Sutton / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1第9戦トスカーナGP初日をチームメイトのバルテリ・ボッタスに次ぐ2番手で終えた。しかしハミルトンは、F1初開催となるムジェロ・サーキットを攻略しきれていないという。
ムジェロは高速でチャレンジングなレイアウトであり、ハミルトンもミスを冒す可能性を排除できないと考えているようだ。
「ここは遊んでいる時間がないトラックだ」と、ハミルトンは話した。
「このトラックは本当に難しいサーキットだ。全てが中速から高速のコーナーだし、3、4速よりも下のギヤは使わない。非常に高速だ」
「ランオフエリアもあまりない。特にターン8からターン9だ。僕はインラップでそこを調べていた。スピードが高いから、レース中はタイヤが保つか祈ることになるだろう」
ハミルトンは、高速の右コーナーであるアラビアータ(ターン8~9)がイスタンブール・パーク(トルコ)の有名なターン8に似ていると話した。
「そこは、トリプル左コーナー(ターン8)があるトルコみたいに感じる。ターン6~9は信じられないほど速いんだ」
「激しいと言わなくてはいけない。驚くべき経験だよ。そのセクションを通して、タイヤを保たせるのは難しいだろう」
ハミルトンは特に第1セクターに関して、自分のドライビングが原因でパフォーマンスが制限されていると認め、マシンの限界を引き出せていないと語った。
「僕は限界までプッシュしようとしているが、最終セクターではそれができたと思う。そしてそれにかなり満足している」
「第1セクターと第2セクター、特に第1セクターは少し弱い。そのセクションからはさらに多くのモノが引き出せると思う。マックス(フェルスタッペン)とバルテリは非常に速いので、夜のうちにたくさん学んでもっと上手くやりたい」
ボッタスは、週末を通して暖かい気候が続いた場合、肉体的に厳しいレースになるかもしれないと話した。
「ここは間違いなく、フィジカル的に最も厳しいトラックのひとつであり、レースでは疲労が蓄積していくかもしれない」
「誰にとっても厳しいレースになるだろうが、僕は準備ができている」
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