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平川亮、WECポルティマオ後にトヨタGR010を初ドライブ。スーパーフォーミュラSUGOは欠場へ

平川亮は、2021年WEC第2戦ポルティマオの後に行なわれるテストで、トヨタのハイパーカー『GR010』をドライブする機会を手にした。

平川亮 Ryo Hirakawa(TEAM IMPUL)

写真:: Masahide Kamio

 現在スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍する平川亮は、WEC(世界耐久選手権)第2戦ポルティマオの後、6月15日〜17日にかけて行なわれるテストにて、トヨタのハイパーカー『GR010』をドライブすることが明らかとなった。彼がトヨタのWECプログラムに参加するのは、2017年以来となる。

 平川は2016年から2年間、将来のトヨタWECドライバーを目指してヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦していた。そして2017年のWECスパ6時間とル・マン24時間ではトヨタが3台目のTS050をエントリーし、平川もそのドライバー候補に挙がっていたが、最終的には国本雄資が起用されることとなった。

 その後平川は日本でのレース活動に専念し、スーパーGTのGT500では2017年のタイトル獲得を皮切りに毎年チャンピオン争いに絡む活躍を見せている。そしてスーパーフォーミュラでも昨年はランキング2位を獲得し、国内を代表するドライバーのひとりとなった。

 なお、現時点でこれ以降のテスト計画は明らかとなっていないが、TOYOTA GAZOO Racingはリリースの中で「今回の走行テストへの参加を通して、平川が将来につながる多くの経験を積むことを期待している」と綴っており、今後に向けたプログラムの動向には注目と言えるだろう。

 トヨタは、2019年のスーパーGT王者である山下健太を2019-2020シーズンのWEC、LMP2クラスにハイクラスレーシングから参戦させていた。山下はル・マンでの走りを筆頭に首脳陣から高く評価され、トヨタのチーム監督であるロブ・ルーペンをして「中嶋一貴の後継者になれるかもしれない」と言わしめたが、2021シーズンはコロナ禍の影響もあってWECに参戦せず、国内カテゴリーに専念している。

 一方の平川は英語が堪能であり、その点は海外カテゴリーに参戦するにあたって大きなアドバンテージとなるだろう。山下も語学スキルを磨くために2020年は拠点をドイツに移す予定だったが、その計画もコロナ禍によって変更を余儀なくされた。

 なお、現在トヨタのWEC開発ドライバーを務めているのは、2019年のFIA F2王者であるニック・デ・フリーズのみとなっている。

 スーパーフォーミュラでは3戦を終えてランキング2番手につけている平川だが、WECテスト参加に伴い、6月20日に行なわれる第4戦SUGOを欠場することとなった。WECテストから帰国後に14日間の自主待機期間を確保できないためだ。また、TEAM IMPULは平川の代役として高星明誠を起用することを発表している。

 

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