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開発目標予定通り……ホンダF1、レッドブルからの信頼を手にした2019年

ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターは、2019年シーズンにパワーユニットの開発目標を達成した”能力”が、新たなパートナーであるレッドブルとの信頼関係を築く上での鍵だったと考えている。

Toyoharu Tanabe, F1 Technical Director, Honda, Masashi Yamamoto, General Manager, Honda Motorsport, Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, Helmut Marko, Consultant, Red Bull Racing and Adrian Newey, Chief Technical Officer, Red Bull Racing

Toyoharu Tanabe, F1 Technical Director, Honda, Masashi Yamamoto, General Manager, Honda Motorsport, Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, Helmut Marko, Consultant, Red Bull Racing and Adrian Newey, Chief Technical Officer, Red Bull Racing

Andrew Hone / Motorsport Images

 2019年シーズンから、ホンダはレッドブルとのパートナーシップをスタートさせた。そしてパワーユニット(PU)にシーズン中3回のアップデートを施し、そのいずれも効果を発揮。約束していたパフォーマンスアップを成し遂げたことで、レッドブルから賞賛を受けている。

 既報の通り、ホンダは当初、スペック2のPUでシーズンを始めたいと考えていた。しかし、レッドブルと冬の間に合意したスケジュールに沿うことはできず、スペック1からのスタートとなった。

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 ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターは、motorsport.comに次のように語っている。

「レッドブル、クリスチャン(ホーナー/チーム代表)、ヘルムート(マルコ/レッドブル・モータースポーツアドバイザー)、私、そして浅木(泰昭/HRD Sakura担当執行役員)とで、定期的にミーティングをしています。そこで我々の今後のプランと現在の状況を共有し、彼ら(レッドブル)は彼らの計画と現在のポジションについて共有するようにしています」

 そう山本マネージングディレクターは語った。

「我々はお互いに信頼関係を築いています。その関係はより強固なものになっていますから、計画通りに進んでいるということはとても重要です。来年(2020年)が本当に楽しみです」

 ホンダは2019年シーズンの明確な目標を設定するのを避けた。しかし山本マネージングディレクターは個人的には、レッドブルがルノーのPUを使っていた時のリザルトを超えたいと考えていた。

 一方でヘルムート・マルコは、シーズン中に5勝を挙げることを2019年の目標に設定。マックス・フェルスタッペンが3勝を挙げたものの、当初のチームメイトだったピエール・ガスリーがなかなか波に乗ることができずシーズン前半限りでチームを更迭……ルーキーのアレクサンダー・アルボンが後任に収まったものの、表彰台にすら届かなかったため、最終的に目標を達成することはできなかった。

 獲得ポイントも、ルノーPUを使っていた2018年から2ポイント減。しかし山本マネージングディレクターは、シーズン序盤にメルセデスが明らかなアドバンテージを手にしていたにも関わらず、ストレスを感じていなかったという。

「クリスチャンとヘルムートのことはよく分かっています。我々はとてもうまくコミュニケーションを取っていますし、レッドブルのファクトリーも訪ねています」

 そう山本マネージングディレクターは語った。

「だから、彼らのことを信頼しています」

「モナコでは勝てると思っていました。でも、結果的には勝つことができませんでした。とはいえ、それによって神経質になることはありませんでした。我々はその状況下でリラックスできていましたし、うまくいくと思っていたんです」

 シーズンの最後まで、ホンダのPUには、レースをリタイアせざる得ないようなトラブルが起きることはなかった。これはホンダが、初めて信頼性の面でライバルを上回ったことを意味する。

「2019年は、パワーユニットの開発に関して、大きな成果がありました」

 そう山本マネージングディレクターは付け加える。

「レース結果からも分かるように、信頼性はそのひとつ。そしてもうひとつはパワーです。メルセデスにかなり近付けたと思っています。まだ遅れを取っていますけどね」

「この1年は、我々にとっては本当に良かったです。それについては、満足しています」

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