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ホンダPUが有力候補? アンドレッティ・キャデラック、すでに「あるPUメーカーと合意」

F1参戦計画を発表したアンドレッティ・キャデラックだが、そのパワーユニットサプライヤーとしてはホンダが最も合理的な選択肢なのではないかと考えられる。

Honda logo

写真:: Erik Junius

 1月5日、かねてよりF1参戦を目指していたアンドレッティは、ゼネラル・モーターズ(GM)と提携。F1参入への関心表明を行なった。参戦が認められれば、アンドレッティ・キャデラックとしてF1を戦うことになる。

 このプロジェクトにGMが参加したことは、驚きをもって受け止められた。2026年から導入される次世代パワーユニット(PU)の製造者登録はすでに締め切られており、少なくとも近い将来、GMが独自のPUを開発することはできないはずだからだ。

 しかしGMのマーク・ロイス社長は、既存のPUマニュファクチャラーと、そのPUを使用することですでに合意に達していることを明らかにした。

「我々は(参戦の)初期段階に向けてあるPUサプライヤーと合意している」

「そして前に進むにつれて、我々の専門知識をたくさん持ってきて、将来のためのモノを作るんだ」

 アンドレッティ・グローバルの会長兼CEOであるマイケル・アンドレッティも、「他のメーカーとのコラボレーションが多くなると思う」と付け加えている。

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 ロイスもアンドレッティも、どのメーカーとのコラボレーションを計画しているのか詳細を明かさなかったが、最も論理的な選択肢として考えられるのがホンダだ。

 2021年限りでF1活動を終了したホンダだが、HRC(ホンダ・レーシング)として2026年PUの製造者登録を済ませたことを明らかにしている。

 また2022年からも、HRCを通じたサポートという形でレッドブルおよびアルファタウリにPUを供給。このPUには、レッドブル・パワートレインズのバッジネームが付けられていることもあって(2023年はホンダRBPT)、ホンダPUにキャデラックのバッジがつく可能性も完全には否定できない。

 GMとホンダは電気自動車において提携を結んでおり、2022年4月には電気自動車を共同開発し2027年以降に発売していくことを発表するなど良好な関係にある。またインディカーでアンドレッティがホンダのエンジンを使用していることも、ホンダが有力視される一因だ。

 ホンダがパートナーになる予定はあるかと具体的に聞かれたロイスは、次のように答えている。

「EVの部分では、言うまでもなくホンダと大きなパートナーシップを結んでいる。またインディカーのようなシリーズでも、ホンダと共にレースをしている」

「だから、自然なリスペクトと関係があり全く問題はない。エンジンについては、また後日話すことにしよう」

 アンドレッティが注目しているとみられるもうひとつの選択肢はルノーだ。現在、ルノーPUを使うのはワークスチームであるアルピーヌのみであり、将来的にカスタマーチームを増やしたいとルノーは考えている。

 一方、2025年までHRCのサポートを受けてF1を戦う予定のレッドブルは、自社製パワーユニットにバッジネームをつけるマニュファクチャラー・パートナーを探すことを検討しており、フォードがその候補に挙がっている。

 GMから見れば、F1のエンジン技術にすぐにアクセスできることも相まって、アンドレッティのような名門チームとパートナーシップを結ぶチャンスはF1参入を決断する合理的な材料だと言えるだろう。

 GMが今F1に目を向けている理由について、ロイスは次のように語っている。

「少なくとも私のキャリアの中でも、我々はF1への参入を望んでいたが、様々な理由でそれはかなり困難だった」

「リーダーシップなのか、当時の費用面や会社の状況、経済状況……理由が何であれ、長い間それが実現しなかったんだ」

 アンドレッティはすでにF1プロジェクトのためのエンジニアの募集を開始し、テクニカルディレクターも手配しているという。

「我々は多くの人材の採用を行なってきた」とアンドレッティは語った。

「すでにかなりの人数が働いてくれている。主要なエンジニアは採用した。そう、我々はとても前向きなんだ。テクニカルディレクターもすでに雇用しており、それもこの先発表する予定だ」

 
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