F1 イタリアGP

ポルシェとの提携話が白紙となったレッドブル。その理由は「両社のDNAが全く異なること」だとホーナー代表

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ポルシェと提携してのF1参戦が白紙になったことについて、両社の“DNA”が異なることがその理由だと語った。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2022/09/10 9:10

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing

 2026年にタッグを組んでF1に参戦することが検討されていたレッドブルとポルシェだったが、その計画が白紙になったことがポルシェによって明かされた。レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナー代表も、その理由について口を開いた。

 ポルシェとしては、現在レッドブルがレッドブル・パワートレインズ(RBPT)で開発を進めている2026年型パワーユニットに、ポルシェのバッジネームを入れるという形での提携を目指していた。ただポルシェはそれに加えてレッドブル・レーシングの株式を50%取得することを条件に加えており、それは意思決定プロセスにおいても両社が対等の立場になることを意味した。

 結果的にこの取引は白紙になった訳だが、レッドブルとしてはポルシェが関わることで様々な物事に迅速に対応できなくなる可能性を恐れたようだ。

 ホーナーはmotorsport.comの姉妹媒体であるAutosportの取材に対し、RBPTのプロジェクトはポルシェのような外部からのサポートを前提としている訳ではないと強調した。

「もちろん、レッドブルが2026年からパワートレインメーカーになることを考えれば、議論を行なうのはごく自然なことだった」

「これらの議論に結論が出た形だが、レッドブルのF1活動においてそれは正しいことではなかったというのが我々の共通認識だ」

「我々は1年半ほど前、パワートレインのマニュファクチャラーになることを決めた。施設と人材に大規模な投資をして、1ヵ月ほど前に初めてのレッドブルエンジンに火が入った」

「レッドブルはエキサイティングで新しい時代を迎えており、それは第三者に委託することを前提としていない」

 もしポルシェが参画して資金的な援助を得られることになっていれば、それはレッドブルにとって大きなものであったかと問われたホーナーはこう答えた。

「それは我々のDNAと長期的な戦略に合致すればの話だ」

「金銭的な話は一切していない。ポルシェは素晴らしいブランドだが、そのDNAは(レッドブルと)全く異なる」

「レッドブルはF1でその力を示してきた。そしてインディペンデントチームでありエンジンメーカーでもある今、シャシーだけでなくパワートレインでも競争できることを楽しみにしている」

 またホーナーは、2026年に向けてRBPTのパワートレインにバッジネームを付けたいと考えているパートナー候補がいれば話し合いには前向きであると認めたが、今回の騒動でも明らかになったように、レッドブルは自分たちが自主性を保てる契約のみ検討するようだ。

「我々はレッドブル製パワーユニットに注力しており、そこに貢献してくれるパートナーがいれば、もちろん検討するだろう」とホーナーは言う。

「しかし、それが必須という訳ではない」

「我々はフェラーリ以外では唯一、エンジンとシャシーをひとつ屋根の下で開発していくことになる。チームが長期的に戦闘力を保つ上では、絶対に正しいことだと思っている」

「例えばRB17(レッドブルの市販ハイパーカー)は、自分たちでパワーユニットを開発できる可能性もある。そういった形で、全てがひとつ屋根の下にあることは戦略的に非常に意味があることなんだ」

 

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1イタリアGPもPUペナルティ祭り。ルイス・ハミルトンや戒告処分受けた角田裕毅らがグリッド最後尾へ

次の記事 F1イタリアFP2速報:フェラーリのサインツJr.が最速。角田裕毅は15番手

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from

レッドブル



レッドブル、ローレン・メキーズ代表と2031年まで契約。復調で波に乗るチームの体制を固める

F1

F1

シンガポールGP

5 時間前

レッドブル、ローレン・メキーズ代表と2031年まで契約。復調で波に乗るチームの体制を固める



連勝レッドブルは最強チームじゃない? フェラーリ代表語る「スタート直後の1コーナーをうまくやれていれば、我々が勝ったかもしれない」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

連勝レッドブルは最強チームじゃない? フェラーリ代表語る「スタート直後の1コーナーをうまくやれていれば、我々が勝ったかもしれない」



レッドブル、ADUO制度の微調整に向けFIAに協力「最初の評価には驚いた」

F1

F1

バーレーンGP

1 日前

レッドブル、ADUO制度の微調整に向けFIAに協力「最初の評価には驚いた」

最新ニュース



MotoGPカタールGP、開催できるのか? マルケス「意見を述べるのは控えるけど、人生は一度きりだから……」

MotoGP

MGP MotoGP 1 時間前

MotoGPカタールGP、開催できるのか? マルケス「意見を述べるのは控えるけど、人生は一度きりだから……」



インディNXTテスト参加の荒尾創大、慣れないマシンとコースにやや苦戦。しかしアメリカ挑戦諦めず「世界で戦いたい」

IndyCar

Indy IndyCar 2 時間前

インディNXTテスト参加の荒尾創大、慣れないマシンとコースにやや苦戦。しかしアメリカ挑戦諦めず「世界で戦いたい」



レッドブル、ローレン・メキーズ代表と2031年まで契約。復調で波に乗るチームの体制を固める

F1

F1 F1

シンガポールGP

5 時間前

レッドブル、ローレン・メキーズ代表と2031年まで契約。復調で波に乗るチームの体制を固める



ケーシー・ストーナー、フィリップアイランドへのサヨナラに”待った”「カレンダー復帰に向け、戦っていく」

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

6 時間前

ケーシー・ストーナー、フィリップアイランドへのサヨナラに”待った”「カレンダー復帰に向け、戦っていく」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録