F1
2021年のF1は”ハリウッド映画の脚本”よりも奇なり。レッドブル代表「ファン人気が高まった1年だった」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、熾烈なタイトル争いが展開され、ファンの人気を集めたF1の2021年シーズンは、たとえ”ハリウッドの脚本家”でも書けなかっただろうと語った。

Luke Smith
編集: 2021/12/26 6:53
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2021年シーズンのF1は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が互角のタイトル獲得を展開し、同ポイントに並んで最終戦に臨んだ。
70年以上にも及ぶF1の歴史の中でも2例目と異例の事態だったが、ドラマはそれだけで終わらなかった。ハミルトンがレースを優位に展開する中、終盤にセーフティカーが出動。レースディレクターによる物議を醸す決定もあったが、ファイナルラップでレースが再開されるとフェルスタッペンがタイヤのアドバンテージを活かして逆転。ファイナルラップで優勝と自身初のタイトルを手にした。
史上最多8度目のタイトル獲得を狙ったハミルトンと、ホンダのF1活動ラストイヤーに自身初のタイトル獲得を目指したフェルスタッペン。それぞれにドラマがあり、トラック内外で多くの事件が起きた。
ハミルトンとフェルスタッペンはイギリスGPやイタリアGPで接触。サンパウロGPやサウジアラビアGPでもコース上で限界を超えたバトルを見せた。
視聴率の面でも好調な1年だった他、3日間で40万人を動員したアメリカGPを含む、多くのファンをサーキットに招くことができた。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、今年F1のCEOに就任したステファノ・ドメニカリに”クリスマス・プレゼント”をもらってもいいのではないかとジョークを飛ばした。
「レッドブルは大きなクリスマス・ハンパー(カゴバッグの中に食材やワインなどを詰め合わせて贈るイギリス生まれの習慣)をもらう必要があるね! 彼(ドメニカリ)が指揮した今シーズン、素晴らしいレースやドラマ、興奮が生まれたからだ」
「この選手権で、ドライバーたちが同点で並んで最終戦に臨むのは47年ぶりだった」
「ハリウッドの脚本家でも、今シーズンの一部始終を思いつくことはできなかったと思う。そして、F1の人気は見ての通り、一気に高まった」
「最終戦はおそらく今年、世界最大のスポーツイベントだっただろう。そして、我々がこのスポーツに迎えた新しいファンの数は、驚異的なものだった」
フェラーリのマッティア・ビノット代表は、かつてフェラーリで同僚だったドメニカリとF1のオーナーであるリバティ・メディアが、F1のファンを増やすために行なった仕事に対して称賛の言葉を述べている。
「彼(ドメニカリ)はとても良くやっている」とビノットは語った。
「リバティ・メディアも同じようにうまくやっていると思う。リバティ・メディアがオーナーになってから、放送だけでなくソーシャルメディアなど、ファンへの見せ方もずいぶん改善された」
「間違いなく、ファンとのコミュニケーションや関わり方はレベルアップしている。チェイス(キャリー/前任のF1 CEO)が素晴らしい仕事をしてくれていたので、彼がそのレベルを維持するのは簡単なことではない」
「でも、私はステファノのことを知っているし、今後も彼はとてもよくやってくれると確信している」
Read Also:
- F1分析|わずか3秒……ハミルトンのピットストップを躊躇させた、レッドブルの執念
- サインツJr.、タイトル争いは「良い結果になった」と安堵。懸念していた接触起きず
- 「角田がクラッシュして、SCを引き起こしていたら騒ぎになっていた……」レッドブル重鎮、”劇的”アブダビGPを回顧
- F1のドメニカリCEO、2022年に向け「レッドブルとメルセデスの関係修復が必要だ」と主張
- 『ハミルトンの電撃F1引退』を恐れるメルセデス。現実的な”プランB”はあるのか?
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 コンストラクターズ王者を逃しても……レッドブル「フェルスタッペンの”載冠”は大きな誇り」
次の記事 新規則導入のF1、勢力図はどうなる? ドメニカリCEO「初期の優位性はすぐに無くなる」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
最新ニュース

「マルケスが僕より優れていた」ベッツェッキ、再びスタートで敗北もパフォーマンスに不満なし
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
39 分前
「マルケスが僕より優れていた」ベッツェッキ、再びスタートで敗北もパフォーマンスに不満なし

予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」

マルケス、ミサノスプリントは余力ありの完勝。鍵はタイヤ選択「ミディアムが上手くいく確信があった」
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
2 時間前
マルケス、ミサノスプリントは余力ありの完勝。鍵はタイヤ選択「ミディアムが上手くいく確信があった」

僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」
F1
F1 F1
スペインGP
2 時間前
僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録