速報ニュース
F1
レッドブルF1代表、予算上限額引き下げにも「恐れるべきことじゃない」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、F1に予算制限が導入されることについて、何も恐れることはないと語る。

Jonathan Noble
編集: 2020/06/06 3:01
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

先日、世界モータースポーツ評議会(WMSC)で、F1の予算上限額引き下げと、レースの接戦化を目指した、一連のレギュレーション変更が承認された。
この変更が承認されたことにより、当初は1億7500万ドル(約192億円)とされていた2021年シーズンの予算上限額が1億4500万ドル(約159億円)に引き下げられた。その後2020年には1億4000万ドル(約153億円)、さらにその翌年には1億3500万ドル(約148億円)へと段階的に引き下げられていく。
Read Also:
このような大きな支出制限が課されると、特にビッグチームにとっては打撃になる。一方で小中規模のチームにとっては、トップグループとの差を縮める一大チャンスということになる。
レッドブルは、勝つことがより難しくなるかもしれないレギュレーション変更をなぜ受け入れたのか? それについて尋ねられた同チームの代表であるクリスチャン・ホーナーは、motorsport.comに対して次のように語った。
「ビジネスにとって何が正しいことなのかを、考えなければならないと思う。そして時には、自己の利益がスポーツの利害を上回ることもある」
「私はこれについて、全体的な見方をした。そして最終的には、最高のモノは常にトップに立つと私は信じている。したがってレギュレーションがどうであれ、出来る限りの競争力を確保できるかどうかは、我々次第なのだ」
「我々はF1で長年にわたって成功してきた。そして、このテクニカル、スポーティング、ファイナンシャルの各レギュレーション下でも、もう一度それを実現しなければいけない」
予算上限額が引き下げられることにより、ビッグチームはスタッフを解雇して支出を抑える必要が出てくる。しかしホーナー代表曰く、レッドブルの場合はF1以外のプロジェクトに人員を移動できると考えているようだ。
「必然的に、チームの形に影響を与えることになるだろう。でも、他の活動もある」
そうホーナー代表は語った。
「他にも、相乗効果があるプロジェクトもある。そして我々は高度な技術を持っていて、その活動において成長を遂げている」
「人材は我々にとっての最大の資産であり、可能な限り多くの仕事を守れるように務める」
予算上限の引き下げは、短期的には頭痛の種になるだろうとホーナー代表は認めるが、今回の変更は、スポーツ全体にとってはプラスになるはずだと考えている。
「それは、チームの支出を保護する」
「収益の面については、まだ整理すべき部分がある。しかし支出については大幅に削減され、コントロールされていると思う」
「今後5年間の計画により、F1は外部からの投資、投資家、スポンサーにとって、より魅力的なモノになるだろう」
「それがうまくいけば、いくつかの小さいチームを守るのにも役立つと思う。そして、この新しいテクニカルレギュレーションにより、より接戦のレースが実現することも願っている。それが目標であり、意図していることなんだ」
Read Also:
- F1に足りないのはスペースXのワクワク? デビッド・クルサード、新規定を不安視
- 美しきF1マシン:伝説のモナコGP&最後のホンダV12……セナが魅せたマクラーレンMP4/7A
- 美しきF1マシン:「第3期の第1歩。純白”ホンダ”に高まった期待」ホンダRA099
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 メルセデス、革新的デバイスDASの開発秘話語る「FIAも完成は無理だと思ったはず」
次の記事 ダブルヘッダー2戦目を面白く……F1、タイヤの組み合わせ変更も視野に
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Jonathan Noble

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす
F1
F1 2024/12/29
大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす
F1
F1 2024/12/27
ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識
F1
F1 2024/12/25
僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from
レッドブル

レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」
F1
F1
バーレーンGP
21 時間前
レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」

冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」

2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」
F1
F1
バーレーンGP
2 日前
2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」
最新ニュース

MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
1 時間前
MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化

キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
2 時間前
キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声

好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表
F1
F1 F1
バーレーンGP
13 時間前
好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表

ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」
F1
F1 F1
バーレーンGP
14 時間前
ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録