レッドブル加入のチャンスは「今はすごく落ち着いている」……ヒュルケンベルグの将来は?
F1レギュラー参戦復帰を狙うニコ・ヒュルケンベルグは、レッドブルに加入する可能性について、現在は議論が「非常に、非常に静かになっている」と語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと比較するとなかなか好結果を手にすることができず、苦しいシーズンを過ごしている。そのため、アルボンのレッドブルとの契約は今季限りとなるのではないかという噂が広まっている。
アルボンが更迭された後、後任として噂されるのが、現レーシングポイントのセルジオ・ペレスと、昨年限りでレギュラーシートを失なったニコ・ヒュルケンベルグのふたりだ。
そのうちヒュルケンベルグは、レッドブルが運営するオンラインチャンネル”ServusTV”のインタビュー番組に出演。最近唯一サインしたのは、新たな住宅ローンの契約書だったと冗談を語りつつも、F1復帰に関する話し合いは、現状では落ち着いていると語った。
「もちろん、将来的には良い形で復帰できることを期待しているけど、現状で報告できるようなことは他には何もない」
そうヒュルケンベルグは語った。
「現時点では、その話し合いはとても、とても静かだ」
「報告は、今は少し落ち着いているという状況だ。最終的に明確になるまでには、しばらく時間がかかると思う」
今季はレギュラーシートを失ったヒュルケンベルグだが、新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスとランス・ストロールの代役として3レースに参戦した。曰くまだ多くのチームと連絡を取り合っているが、物事は動いていないという。
「多くのチームにとっては、もう状況は落ち着いている」
そうヒュルケンベルグは説明する。
「カードは配られた。僕には2回レースに参戦するチャンスがあり、できる限りそれを活かした」
「今は積極的な活動は行なっていない。でももちろん、重要な人たちとは連絡を取り合っている。でもそれは毎日とか、毎週というような頻度ではない」
いつその決定が下されると思うか、そう尋ねられたヒュルケンベルグは、次のように答えた。
「なるようになるさ。僕はリラックスしている。でもそれは、僕が選べるわけじゃない」
「そういうわけで、話し合いができる準備はしている。もちろん、復帰できるチャンスがあることを願っている。モチベーションはまだ溢れているし、ぜひ復帰したいと思う。しかし最終的な決定が下されるまで、もう少し忍耐強く待つ必要がある」
ヒュルケンベルグ曰く、現在彼にできる唯一のことは、代役参戦の依頼があった場合に備え、体調を常に整えていくことだと語った。
「もし今季また参戦できる可能性があったとしても、予測するのは不可能だ。それが起きた2回は、ものすごく突発的なことだった」
「毎週末何かが起きるとは思っていないし、期待もしていない。でも、そういう事態がまた発生する可能性はある。でも現時点では予測するのは不可能だということも分かっている。だからこそ、自分自身を健康に保ち、準備を整えておかなきゃいけない」
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