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“ブレーキダクト問題”を巡り、レーシングポイント代表とマクラーレン代表が舌戦開始

レーシングポイントのオットマー・サフナウアー代表は、RP20のブレーキダクトを巡るマクラーレンのザク・ブラウンCEOの批判に対し、「彼はF1のルールをこれっぽっちも知らない」と反論した。

Zak Brown, Executive Director, McLaren

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 レーシングポイントの2020年マシン『RP20』のブレーキダクトに関して、FIAはメルセデスの2019年マシン『W10』のデザインを使用したものだとして、40万ユーロ(約5000万円)の罰金とコンストラクターズポイントの減点という裁定を下した。ただこれはあくまで設計プロセスが競技規則に違反していたという判断であり、技術規則には違反していないとみなされたため、レーシングポイントは引き続き当該のブレーキダクトを使用することができる。

 これにライバルチームは反発している。金曜夜にはまずフェラーリが、レーシングポイントにより重いペナルティを与えるようこの裁定に対して異議を申し立て、マクラーレンがすぐさまそれに続いた。マクラーレンのザク・ブラウンCEOは今回の裁定に疑問を呈しており、次のように語った。

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「オーストリアで合法でないと判断されたものが、なぜマシンについているのか、ファンは困惑しているだろう」とブラウンCEOは語った。

「マシン全体のコピーの件では、彼らは写真を使ってコピーをしたと主張した。それがデタラメであることは明らかなので、マシンの他の部分も疑ってかからないといけない」

 ブラウンCEOがレーシングポイントの主張を“デタラメ”だと語ったことについて、レーシングポイントのオットマー・サフナウアー代表はこう反論した。

「彼がF1のルールをこれっぽっちも知らないことに驚いた。彼はF1よりもヒストリックレースの方がずっと詳しいようだ」

 またサフナウアー曰く、レーシングポイントはFIAの裁定に控訴するかどうかをまだ決めていないと言い、様々な要素を考慮していると語った。

「控訴をするならば、例えば弁護士からさらなる法的支援が必要となる。そうなると罰金よりも弁護士を雇う費用の方が多くかかる可能性もある。そういったことを考えて決めないといけない」

「そして減点された(コンストラクターズポイント)15点についても評価しないといけない。それがチャンピオンシップに影響してくるのか? そうなる年もあれば、そうならない年もあるので、予想は難しい」

「最後に、何も間違ったことをしていないのに競技規則に違反したと判断されたのは、それ自体がポジティブなこととは言えない。したがって我々は訴えを起こすことも考えるべきだ。我々は何も間違ったことはしていないし、規則に従っている」

 パドックが騒然となった1日を終えて、腹立たしかったことは何かと尋ねられたサフナウアーはこう語った。

「ブレーキダクトはノン・リステッドパーツからリステッドパーツ(他チームから入手できないパーツ)に変わった。我々はハースやトロロッソ(アルファタウリ)と同様に他チームと関係を持っているが、ハースなどは自分たちでブレーキダクトをデザインしたことはないと思う。フェラーリ以外のデザインを用いたことはないはずだ」

「一方で我々は常に自分たちで設計してきた。そして2018年には、メルセデスから合法的にブレーキダクトのデータを入手するプロセスを開始した。それはブレーキダクトがノン・リステッドパーツからリステッドパーツに変わる前だ」

「そして今、我々はそのプロセスがスポーティングレギュレーションに違反していると判断された。データを合法的にメルセデスから入手したのにだ」

「バカバカしいとしか言いようがない。それにはイライラするよ。ハースやトロロッソのようなチームを見ると、彼らはブレーキダクトなどあらゆるデータをずっと手に入れているのにお咎めなしで、我々はダメだと言うのだ。それには腹が立つ」

 

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