勝田貴元、WRCラリー・ギリシャの出場断念。コ・ドライバーのウィリアムスが緊急帰国
トヨタのヤリスWRCを駆り、WRCに参戦している勝田貴元は、コ・ドライバーのキートン・ウィリアムスが帰国を余儀なくされたため、今週末に開催されるラリー・ギリシャへの参加を辞退した。
写真:: McKlein / Motorsport Images
世界ラリー選手権(WRC)にヤリスWRCで参戦している勝田貴元は、コ・ドライバーのキートン・ウィリアムスが緊急帰国したことにより、今週末(9月9~12日)にギリシャで開催される予定のWRC第9戦ラリー・ギリシャ(アクロポリス・ラリーとも呼ばれる)への参加を辞退した。
ウィリアムスは、ラリー・エストニアで背中を痛めたダニエル・バリットが回復するまでの間、勝田のコ・ドライバーを務めている。勝田とウィリアムスは月曜日から現地でレッキを行なっていたものの、ウィリアムスの家族に緊急事態が発生したとして、ウィリアムスが緊急帰国を余儀なくされた。
チームは勝田の参戦を模索したものの、代役のコ・ドライバーは見つからず、出場を取り止めることになった。
勝田はmotorsport.comの取材に対し、バリットはギリシャにも来るものの、復帰の準備はできていないと話しており、ウイリアムスは10月に行なわれる次戦ラリー・フィンランドでも勝田のコ・ドライバーを務める予定だ。
「勝田貴元とキートン・ウィリアムスは、キートンが家族の緊急事態のために帰国したため、残念ながらアクロポリス・ラリーを欠場することになった」とトヨタは声明を発表した。
「この段階で他のコ・ドライバーを起用することは不可能であり、ラリーに参加しないことを決断した」
大会前、勝田は初めてのラリーを楽しみにしていると語っていた。
「もちろん、僕たちにとっても多くの人にとっても初めてのラリーなので、トリッキーだと思いますが、とても興奮しています。歴史あるラリーですし、僕はグラベルラリーも好きですから」
「何が起こるか分からないので面白いです。前回のラリー(2日目にクラッシュしてリタイアしたイープル・ラリー)の後なので、道を走っている方が良いですけど、セクションによってはプッシュしないと良い結果が得られないこともあるので、バランスを取る必要があります」
アクロポリス・ラリーは木曜日の夜、アテネで行なわれるスーパースペシャルステージからスタートする。
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