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KTM、ドヴィツィオーゾ“行き先未定”の現状に心痛める。過去には交渉も決裂

KTMのピット・ベイラーはアンドレア・ドヴィツィオーゾと契約交渉を行なっていたことを認めたが、合意に至れなかったと述べた。

Andrea Dovizioso, Ducati Team, Pol Espargaro, Red Bull KTM Factory Racing, Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

写真:: MotoGP

 2020年限りでドゥカティを離れることを表明したアンドレア・ドヴィツィオーゾ。しかし、彼の来季以降の行き先については不透明な状況だ。

 ドヴィツィオーゾはオフシーズン中からKTMへ移籍する可能性も噂されていた。実際に両者は交渉を行なっていたものの、新型コロナウイルスの経済的な影響の下では合意に至れなかった。

 なお、KTMはドゥカティと同じように金銭面で互いの条件に隔たりがあり、ドヴィツィオーゾとの交渉がまとまらなかったと言われている。

「こうした状況を目にするのは、心が痛む」

 KTMのモータースポーツディレクターであるピット・ベイラーはSky italiaにそう語った。

「ドヴィツィオーゾは素晴らしいライダーで、そして友人でもある。我々は2ヵ月前に話をした。誰もが彼を欲しがっていた」

「マネージャーからの要望もあったし、会社にとって実現可能な具体的条件もあった」

「新型コロナウイルスに関連した大きな圧力があることも忘れるべきではない。妥当な合意を見い出す必要があった。その事実は誰かを傷つけるものではない」

 ドヴィツィオーゾのマネージャーであるシモーネ・バティステラは、交渉をより柔軟に行なうことはできたかもしれないと認めている。ただ最終的にKTMとの話し合いが決裂したのは、両者に責任があったからだと考えている。

「ピットは起こったことを話している。我々は柔軟性という面でそれほどでもなかったが、後から考えるともう少し柔軟にできたかもしれない」

 バティステラはそう語る。

「だがこれは両者の失敗だったと思う。なぜなら当時は誰も新型コロナウイルスがどう終息するかを知らなかったし、レースを再開できるかどうかも分からなかったからだ」

「会社はそうした状況に対処する必要があり、どちらにも柔軟性がなかった。だから私達は合意に達しなかったんだ」

「ピットの語ったように、後から見れば合意に至れたかもしれないので、痛手だと言える。だがそれは今とはまた違った話だ」

「今後だが、提案されたプロジェクト全てを評価していくつもりだ。ただ私達には何か具体的なモノがあるわけではない」

 KTMは2021年のライダーとして、ミゲル・オリベイラ、ブラッド・ビンダーと契約済みであり、テック3・KTMについてもダニーロ・ペトルッチとイケル・レクオナとの契約を結んでいる。

 噂としては、レクオナをMoto2へ戻しドヴィツィオーゾをテック3で起用するのではないかというものあったが、これはKTMとテック3によって否定されている。

 ドヴィツィオーゾのMotoGP残留のための選択肢としては、アプリリアが挙げられる。ただこちらもマッシモ・リボラCEOが彼を雇う金銭的な余裕は無いだろうと語っている。

 

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