LCRホンダのHRCスタッフに新型コロナ陽性が検出。既に新たな技術者配置済み
MotoGP第9戦カタルニアGPが開催中だが、ホンダの従業員に新型コロナウイルスの検査陽性が判明。LCRホンダと共に仕事をしていた当該スタッフは隔離され、新たな人員が派遣された。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPに参戦するLCRホンダは、ソーシャルメディア上でホンダ(HRC)のスタッフが新型コロナウイルスの検査陽性となったことで、カテゴリー1と呼ばれる濃厚接触者3名(検査結果陰性)が隔離を受けることとなったと認めた。
新型コロナウイルスの世界的流行によって、7月までシーズンが中断されていたMotoGP。シリーズは様々なウイルス対策を施した上で再開され、現在は第9戦カタルニアGPが開催中だ。
しかし感染を完全にゼロにすることはできず、26日にはLCRホンダで作業しているHRCのスタッフに検査陽性の結果が出たことを認めた。
「残念ながら、本日LCRホンダと共に働いているHRCのメンバーに新型コロナウイルスの陽性反応が検出され、直ちに隔離措置を受けた」
LCRホンダはそうコメントを発表している。
「カテゴリー1の接触者3名も隔離措置と検査を受けており、結果は陰性となっている」
「HRCは既に新たな技術者を配置しており、(カル)クラッチローと中上(貴晶)は普段どおり完全なサポートを受ける予定だ」
これまでにもプロモーターのドルナ側やチームにも検査陽性となる者は出ており、ミサノ・サーキットでの2連戦ではMoto2のホルヘ・マルティンが検査陽性によって欠場を余儀なくされていた。なおマルティンは今戦からレースへ復帰している。
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