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フェラーリの2023年マシン”SF-23”は、直線は速いけどコーナーは苦戦? ルクレール「まだセッティングのスイートスポットを見つけられていない」

フェラーリのシャルル・ルクレールは、2023年マシンSF-23は、昨年型マシンF1-75よりも直線スピードは優れているものの、コーナーでより苦労するようになったと考えている。

Charles Leclerc, Ferrari SF-23

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 2023年のF1プレシーズンテストも終わり、あとはいよいよ開幕を迎えるだけとなった。しかしフェラーリは苦戦している様子。同チームのシャルル・ルクレールは今季マシンSF-23について、直線スピードは優れているものの、コーナリングでは昨年型マシンよりも苦労することになるだろうと考えている。

 フェラーリの昨年型マシンF1-75は、優れたダウンフォースを発生させ、コーナリング性能に優れたマシンだった。しかしその分空気抵抗は大きく、レッドブルに先行されることになった一因とされる。

 この反省を受けてフェラーリは、2023年シーズンに向けて空力効率を改善するようにSF-23をデザイン。プレシーズンテストでは様々な空力パッケージを試したが、ストレートスピードではレッドブルRB19と遜色ないスピードを発揮するのが確認された。しかしその一方で、高速コーナーなどについてはレッドブルに軍配が上がるようだ。

 コンセプトの変更が、フィーリングに変化を加えたかと尋ねられたルクレールは、次のように語った。

「確かに感じる。あまり詳細について語ることはできないけど、正しい形で行なわれたと思う」

 そうルクレールは語った。

「僕らのマシンは、ドラッグ(空気抵抗)が少ないと思うから、今年はその点で良くなるはずだ。しかし、他の特徴も変わった」

「全て予想通りだけど、この特性に適したセットアップを見つける必要がある」

 そのルクレールはテスト最終日の記者会見で、今季のマシンは「ストレートは少し速くなったが、コーナーでは少し苦戦するかもしれない」と語った。

 これは、フェラーリが2022年シーズン中に、レッドブルに対峙するために取り組んできた部分でもある。昨シーズン当初は、レッドブルと互角に戦ったフェラーリだが、パワーユニットをフルパワーで稼働できなくなったことで、ダウンフォースを発揮するという強みが、空気抵抗が大きいという弱点に変わってしまったのだ。この解決が、今シーズンに向けたフェラーリの大きな課題だった。

「この3日間のテストで、セットアップについてマシンのスイートスポットを見つけるために、コース上でかなりの作業を行なっている」

 そうルクレールはフェラーリのニューマシンについて語った。

「だから、まだマージンがあることを願っている。まだ、スイートスポットを見つけられていないからね」

 
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