F1 モナコGP

ルクレール、母国初優勝に向けて自信見せるも「モナコGPには”サプライズ”がある」と警戒

フェラーリのシャルル・ルクレールはモナコGPに先立ち、低速コーナーでライバルよりも優れていると言われているマシンに自信を見せた一方で、”サプライズ”には備えておくべきだと考えている。

Luke Smith

Luke Smith

編集: 2022/05/29 8:05

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Charles Leclerc, Ferrari

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、第7戦モナコGPに向けて今季の『F1-75』のパッケージングに自信を見せている。ただ、モナコでは予測不能の”サプライズ”が起こりうると警戒している。 

 ルクレールは前戦スペインGPでは、一時レッドブル勢に対して16秒以上のリードを築きながらも、ターボチャージャーとMGU-Hのトラブルによりリタイアを喫した。 

 無得点に終わったことで、ルクレールはドライバーズランキングで首位陥落。直接のライバルであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンが3連勝でトップに立った。 

 レッドブルに追い風が吹いているものの、フェラーリのF1-75はこれまで低・中速コーナーで速さを見せており、極低速のモナコGPでの最有力の一角だと言われている。一方でレッドブルの『RB18』はここまで、モナコではあまり重要視されない最高速でタイムを稼いできた傾向がある。 

 母国での初優勝を目指すルクレールは週末を前に、F1-75はモナコも含め「どこでも強いパッケージだ」と語ったが、チームが優勝できるかどうかは”サプライズ”次第だと考えているようだ。 

「僕らがここでの優勝候補かどうかは分からない」とルクレールはいう。 

「でも、このレースにはサプライズがあると思う。昨年もそうだったように、僕らのマシンはシーズンを通してそれほど競争力がある訳じゃなかった(のにポールポジションを獲った)。でもモナコでは、僕らはこのコースに向けて最強のパッケージを持っていると思う」 

「競争力があるとは思っても見なかったチームが、僕らを驚かす可能性もある」 

「でも僕らが優勝争いに加わっていることは間違いない」 

Charles Leclerc, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

 昨年ルクレールはモナコGPでポールポジションを獲得したものの、予選Q3で最速タイムを計測した後にプールサイド・シケイン出口でクラッシュ。そのダメージにより、決勝レースのスタートを迎える前にリタイアとなった。 

 今年上旬に行なわれたモナコ・ヒストリックGPでは、ルクレールはニキ・ラウダのフェラーリ『312B3』をドライブ。しかし、ラスカス手前でブレーキディスクが破損しクラッシュを喫した。 

 そしてこの母国での悪い流れは、昨年から始まったことではない。 

 2017年のFIA F2では、フロントサスペンションのトラブルによりリタイア。翌年にザウバー(現アルファロメオ)からF1デビューを果たすも、モナコGPではブレーキトラブルによりブレンドン・ハートレー(トロロッソ)のリヤに突っ込みリタイアとなった。 

 フェラーリ移籍1年目の2019年は、チームもミスもあり予選Q1敗退。決勝レースでは順位を上げようと試みたものの、オーバーテイクの際にウォールにマシンを当てリタイアを喫した。なお、2020年のモナコGPは、新型コロナウイルスにより開催中止となっている。

 つまりこれまでルクレールは、地元モナコでFIA F2時代も含めて優勝はおろか、入賞も、そして完走すら一度も果たしていないのだ(2018年は完走扱いだがチェッカーを受けられず)。

 モナコでの週末に向けて、母国での嬉しくない記録は気になるかと尋ねられたルクレールは次のように答えた。 

「いやそんなことはない。そのことについては考えてないよ」 

「全体として、僕にとっては最高に運の良いコースではないけど、それが人生……仕方のないことだ」 

「それはモータースポーツの一部で、時には思い通りにいかないことだってある。今年は思い通りになるといいね」 

「でも、2022年の最初の数レースでやってきたようなアプローチを取っていくつもりだ。それでここまで上手くいっているし、ホームでも上手くいくことを願っているよ」 

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 史上最大の2022年型F1マシン。モナコの「コースが狭まったように感じるだろう」とマグヌッセン

次の記事 マクラーレン、アイルトン・セナの名をマシンに刻む! ハロの側面に”S”のロゴを追加

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Luke Smith



没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

F1

F1 2024/05/01

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」



”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

F1

F1

Aston Martin Silverstone Shakedown

2023/02/20

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役



ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

F1

F1 2023/02/19

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

More from

シャルル ルクレール



ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」

F1

F1

シンガポールGP

3 時間前

ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」



ハミルトン、SQ3のアタック戦略を悔やむ「間違った判断だった。SQ2までは良い感じだったのに」

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

ハミルトン、SQ3のアタック戦略を悔やむ「間違った判断だった。SQ2までは良い感じだったのに」



これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク

F1

F1

シンガポールGP

3 日前

これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク

More from

フェラーリ



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1

シンガポールGP

10 分前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



全部自分のせいだ……ルイス・ハミルトン、戦略ミスの責任を認める「チームに貢献したかった。次、必ず挽回する」

F1

F1

シンガポールGP

10 時間前

全部自分のせいだ……ルイス・ハミルトン、戦略ミスの責任を認める「チームに貢献したかった。次、必ず挽回する」



もっとポテンシャルあったのに……ハミルトン、不安定になったマシンを悔やむ「決勝は2対1でプレッシャーをかけたい」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

もっとポテンシャルあったのに……ハミルトン、不安定になったマシンを悔やむ「決勝は2対1でプレッシャーをかけたい」

最新ニュース



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1 F1

シンガポールGP

10 分前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

43 分前

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ



ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

1 時間前

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」



レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

F1

F1 F1

シンガポールGP

1 時間前

レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録