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殊勲の4位ルクレール「8位以上になれるなんて、予想もできなかった」

フェラーリのシャルル・ルクレールは、シルバーストンで行なわれたF1 70周年記念GPの決勝レースで4位となったが、当初は8位以上になることは期待できなかったと言い、結果について「とても満足している」と語った。

Charles Leclerc, Ferrari SF1000

Charles Leclerc, Ferrari SF1000

Andy Hone / Motorsport Images

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1 70周年記念GPの決勝レースを4位でフィニッシュした。この結果についてルクレールは、当初は8位以上の結果は期待できなかったと言い、非常に満足していると語る。

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 今回のグランプリは、前回のイギリスGPと同じくシルバーストン・サーキットを舞台に行なわれた。ただ持ち込まれたタイヤは、前回よりも1段階柔らかい組み合わせ。そのため、1ストップはまず不可能だと思われていた。

 しかし実際には、3台のマシンがレースを1ストップで走り切った。そのうちの1台がルクレールである。ルクレールは8番グリッドからのスタートだったが、1ストップ作戦を活かすことで4位でのフィニッシュを果たした。

「今日はとても満足している」

 ルクレールはスカイF1にそう語った。

「僕にとっては勝利のようなモノだ。4位を勝利だというのは、あまり良いことじゃない。でも、今はそういうところにいるんだ」

「昨年、僕らの一番の弱点がタイヤを労ることだった。僕はそれいついて、賢明に働いてきた。そして仕事が報われているのを見て、とても満足している」

「4位になったのも素晴らしかった。今朝、ベストのシナリオでも、8位になるのが精一杯だと思っていたんだ。この4位にはとても満足している」

 ルクレールは、この日の自身のペースは不思議だったと認め、ある時点では表彰台の最後のひとつを、バルテリ・ボッタス(メルセデス)から奪い取ることができるかもしれないとさえ思ったという。

「僕らはとても満足しているけど、正直に言うと、なぜ僕がそれほどに速かったのかを理解するために、分析する必要があると思う」

「僕らがこのパフォーマンスをどうやって達成したのか、本当に分からないんだ。ハードタイヤを履いての終盤でも、とても良い感じだったんだ」

「ある時点では、ボッタスにアタックすることさえできるかもしれないと思った。それは、今年は無理だと思っていたことだった」

「(新品タイヤで迫ってきた)ハミルトンに抵抗しようとしたのは、その時はそれが正しいことだと思ったからだ。最初、僕は彼にスペースを与えた。レースで忙しかったからね」

「僕は最後まで表彰台に上がると、それを信じていた。表彰台は予想外だし、例外的なことだっただろう。でも、そのポジションを守り切ることができなかったんだ」

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