ロッテラー、2023年はポルシェLMDhプログラム専念も「フォーミュラEから完全に離れようとは思わない」
2023年からポルシェのLMDプログラムに参加が決定しているアンドレ・ロッテラー。来季はフォーミュラEのドライバー枠からは外れることになったものの、何かしらの形で関与を続けることを希望しているようだ。
写真:: Andreas Beil
アンドレ・ロッテラーは、来季から世界耐久選手権(WEC)とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)にデビューするポルシェのLMDh車両『963』プログラムへの参加が決定。そのため、これまでロッテラーが参戦してきたポルシェのフォーミュラEプログラムからは外れることとなると同社のモータースポーツ部門のトーマス・ローデンバッハ代表は明言していた。
ロッテラーは、アウディで達成したル・マン24時間レース3勝に次ぐ4勝目をポルシェと共に果たしたいと語る一方で、フォーミュラEから完全に離れるつもりはないという意向を示している。
「ああ、間違いなく(耐久レースに戻ることに)興奮しているよ」とロッテラーは語る。
「そこが僕の”出身地”だし、アウディが(WEC参戦を)止めた時に僕はポルシェに入ったんだけど、それはずっと僕の夢だった。2017年には一緒に勝つところまで行ったんだけど、そうはならなかった」
「だから今、またチャンスが巡ってきたんだ。これが選択肢になった時、僕らは腰を落ち着けて、一緒に僕らはやることを決めたんだ。この機会を再び得られるなんて嬉しい限りだよ」
「ル・マンでのポルシェというのは、とてもユニークなモノだ。僕も再びル・マンに挑戦する意欲はある」
「でもフォーミュラEとの関わりをどう続けるかもまだ検討している。このチームでの経験を生かして、可能な限り最高のチームになるようサポートしたい」
「だから完全にフォーミュラEから離れようとは思っていないよ」
ドライバーとしてではなく、リザーブ/開発ドライバーのポジションに就くこととなるのかと尋ねられたロッテラーは、今は今シーズンのフォーミュラEでの戦いに集中しており、まだ決定を下すまで時間はあると語った。
「どうなるか見てみよう。僕らは今、チャンピオンシップに集中している」
「十分忙しいけど、チームやポルシェをサポートする方法を見つける時間は残っているんだ」
ロッテラーは現在、フォーミュラEのドライバーズランキングで9番手。チームメイトを6ポイント差で上回っている。
ポルシェはロッテラー以外にもLMDhプログラムで走る5名のドライバーが公表された。ロッテラーはル・マンでの優勝を熱望しているものの、現時点ではWECとIMSAのどちらにドライバーが配分されるのかは分かっていない。
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