アルピーヌ育成のルンガー、2022年はインディカー参戦。レイホール・レターマン・ラニガンと複数年契約
アルピーヌF1の育成ドライバーであるクリスチャン・ルンガーは、2022年からインディカーへと参戦。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと複数年契約を結んだことが発表された。
Christian Lundgaard, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda
Geoffrey M. Miller / Motorsport Images
インディカーに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)は、2022年シーズンのドライバーとして、クリスチャン・ルンガーと複数年契約を結んだことを発表した。
アルピーヌの育成ドライバーであるルンガーは、2019年からFIA F2に参戦してきた。そして彼は今年8月に、自分自身が楽しむため、そして2022年に向けての自分の選択肢を見極めるためにインディカー第12戦インディGPにRLLRからスポット参戦。初出場にもかかわらず予選4番手と印象的な走りを見せ、決勝では12位という結果を残した。
当時からRLLRはこのスポット参戦が、来季に向けたドライバー選考プロセスの一環であることを明かしていたが、ルンガーは見事にチャンスを掴んだ格好となった。
2022年にRLLRは3台のマシンを参戦させる。ルンガーは来季、グレアム・レイホールとジャック・ハーベイとチームメイトとなる。
「インディカーでレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから参戦できることに、とてもワクワクしている」
現在20歳のルンガーは、加入にあたってそうコメントを寄せた。
「彼らは素晴らしいチームで、僕が今年このシリーズにデビューした時にも、とても良くしてくれた。完璧な選択で、僕のキャリアの次の章を彼らと始めることができてとても嬉しい」
「8月のインディアナポリスのレースでは、まっさらな心持ちで臨んだけど、その時の経験からまた走りたいと思っていたから、プロフェッショナルなフルタイムのレーシングドライバーとして参戦する機会を貰えたことは、名誉なことだと思う」
なおルンガーは、ロードコースだけでなく、オーバルでのレースも含むフル参戦。初体験となるオーバルに向けても闘志をみなぎらせている。
「もちろん、僕にとっては完全に新しいチャレンジになる。特にやったことのないオーバルレースはね」
「学習のスピードは早い方だと思っているから、実践していくのは素晴らしい経験になると思う」
「今のところは、あまり期待しすぎないようにしている。でも懸命に仕事をして、そしてレースを楽しんでいって、結果がついてくればいいと思っている」
またルンガーとの契約に際し、共同オーナーのボビー・レイホールは次のようにコメントした。
「クリスチャンが今後数年にわたって我々のチームに参加してくれることを、嬉しく思う」
「彼のインディアナポリス・モーター・スピードウェイでの、ロードコースのパフォーマンスは誰もが驚くものだった。彼がああした仕事をしたことは、我々にとっても予想を超えるものだった」
「クリスチャンとの長期的な関係を楽しみにしている。彼は素晴らしい若者で、チームにもすぐに溶け込んで、我々全員と一緒に働けることを楽しみにしている」
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