マルク・マルケス、MotoGPアンダルシアGP決勝への出走を断念
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、先週行なわれたスペインGP決勝で負った右腕の回復具合が思わしくないため、MotoGPアンダルシアGPの決勝レースに出走することを断念した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、先週末ヘレス・サーキットで開催されたMotoGPスペインGPの決勝レースで第クラッシュを喫し、その際に右の上腕骨を骨折する怪我を負った。
マルケスはその後の21日(火)、バルセロナの病院で手術を受けた。そしてその後、ヘレスで2週連続開催されるアンダルシアGPへの出場を目指した。
レースウィーク前、木曜日のメディカルチェックを通過したマルケスだったが、初日の走行には参加せずに療養に努めることを選択。そして土曜日のFP3からセッションへ参加し、FP4でも再び走行していた。
しかしその後の予選Q1において、マルケスはアウトラップのみでピットへと帰還。そのままマシンを降りるとモーターホームへ戻り、タイムアタックを行なうことはなかった。
その後ホンダは、マルケスが決勝レースへ出場しないことを発表。マルケスはキャリアの中ではじめて、負傷によってレースを欠場することになった。
スペインGPでの転倒ノーポイントに続く欠場となるため、仮にファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が今回も優勝した場合、マルケスはチャンピオンシップ争いで50ポイントのビハインドを負うことになる。
現時点で公表されているMotoGP2020年シーズンのスケジュールは計13戦のため、マルケスが熱望する7度目のMotoGP王座獲得に向けては厳しいスタートになったと言えるだろう。
なお同じくスペインGPで転倒し左手の舟状骨を骨折したカル・クラッチロー(LCRホンダ)は、Q1で3番手タイム、13番グリッドを獲得している。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments