MotoGP Sepang February testing
テストで復帰のマルケス、転倒の原因は「完全には分かっていない」まずは”リハビリ”優先
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2022年型バイクのフロントエンドを理解できていないため、現時点で自身の長所をある程度「犠牲にしなければならない」と認めている。
Lewis Duncan Oriol Puigdemont
編集: 2022/02/06 6:07
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

レプソル・ホンのマルク・マルケスは、複視の症状に見舞われたことで約3ヵ月MotoGPから離れていたが、マレーシアのセパンで開始されたプレシーズンテストで走行復帰を果たした。
マルケス以外のホンダのライダーは、昨年11月にヘレスで行なわれたポストシーズンテストで、2022年型バイクのプロトタイプをすでに試しているが、マルケスはこの日が初ライドだった。
レプソル・ホンダは、マルケスとポル・エスパルガロに、それぞれ3台のマシンを用意した。そのうち1台は2021年型のバイクで、他の2台は2022年型の仕様違いだった。
マルケスは上り坂のターン9と最終コーナーで2度のクラッシュを喫し、首位から0.916秒差の8番手でテスト初日の走行を終えた。
Read Also:
マルケスは最終コーナーでのクラッシュは自らのミスだと認めたうえで、ターン9でのクラッシュの原因が「まだ完全に理解できていない」とコメント。一方で、2022年型のバイクでタイムを出すのが”より簡単”だと感じている理由も、完全には分かっていないという。
「バイクが変わっているから、僕個人的には長い間使っているライディングスタイルでスタートした」と、マルケスは語った。
「すぐに新しいバイクのほうがスピードというか、ラップタイムが出やすいということは理解できた」
「でも、それがまたいつものように、別の問題を引き起こしてしまった。僕が学び、理解しなければならないことのひとつが、フロントのフィーリングなんだ」
「かなり変わったんだ。(2度の転倒のうち)一度は完全に僕のミスだけど、もう一度はなぜなのか、完全には分かっていないんだ。何もおかしなことはしていないからね」
「こうしたことに加えて、長い間GPマシンに乗っていなかったから、このマシンの乗り方をまだよく理解していない状況を生んでいる。ラップタイムは出ていたのに、なぜなのか分からないんだ」
Marc Marquez, Repsol Honda Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
直近の2年、厳しいシーズンを過ごしたホンダは、グリッドで最も変化が大きいバイクをテストに持ち込んでおり、これまでよりもリヤエンドを重視したバイク作りをしているようだ。
マルケスは、腕の怪我を負う前に驚異的な動きでよく転倒を避けていたように、フロントエンドの扱いに優れている。しかし、以前のようにフロントをプッシュしていることが、新しいバイクで問題を引き起こしていると、マルケスは考えている。
「今のところ、この新しいバイクでは、その点を少し犠牲にする必要がある。今日それを試したら、フロントを失ってしまったんだ」
マルケスは、テスト初日は開発作業を進めるというよりも、単に周回数を稼ぐことに主眼を置いていたと述べた。
「長い間MotoGPのバイクに乗っていなかった。特にこの冬はあまりバイクに乗れていなかった。2週間前にようやく(市販バイクに)乗れたんだ」
「スピードはあるんだ。でも、いろいろなことを試してみる気持ち、限界の感覚、ラインの感覚、そういったものをすべて失っている。周回を重ねることでそれらを獲得していくんだ」
「今日はチームに、『そんなことより周回を重ねるんだ』と言ったんだ」
「テストも少しはしたが、それほど多くはなかった。明日は、もし準備ができたと感じたら、そう言うだろう」
Read Also:
- マルク・マルケス、セパンテストでMotoGPへ復帰! ホンダが複視からの回復発表
- ケーシー・ストーナー、不安障害の診断。現役時には「死にたくなっていた」と不安定な精神状態も暴露
- モアパワー&モアパワー。ドゥカティ、新型MotoGPエンジンでさらに馬力を追求中
- MotoGPのアレイシ・エスパルガロ、マレーシアでコロナ規制違反が発覚! FIMが警告受ける事態に
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 MotoGPセパンテスト初日、アプリリアが1-2独占。マルケス、2度のクラッシュを喫す
次の記事 ヤマハに”変革”は必要ない? 弱点のトップスピード不足解消も「一歩一歩進めていく」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Lewis Duncan

ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし
MotoGP
MotoGP
ドイツGP
2024/07/06
ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし

転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」
MotoGP
MotoGP
ドイツGP
2024/07/06
転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」

クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」
MotoGP
MotoGP
ドイツGP
2024/07/06
クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」
![]()
More from
マルク マルケス

マルケス、“最悪のコース”インドネシアを大満足の結果で終える。マルティンのリード拡大許さない結果は「夢のよう」
MotoGP
MotoGP
インドネシアGP
21 時間前
マルケス、“最悪のコース”インドネシアを大満足の結果で終える。マルティンのリード拡大許さない結果は「夢のよう」

マルク・マルケス、予想外のスプリント勝利でランキング首位浮上「幸運は自分で引き寄せるモノ」
MotoGP
MotoGP
インドネシアGP
1 日前
マルク・マルケス、予想外のスプリント勝利でランキング首位浮上「幸運は自分で引き寄せるモノ」

「アプリリアとの差は現実」マルケス、インドネシアGPは表彰台フィニッシュも大変と覚悟
MotoGP
MotoGP
インドネシアGP
2 日前
「アプリリアとの差は現実」マルケス、インドネシアGPは表彰台フィニッシュも大変と覚悟
![]()
More from
ホンダ・レーシング

2027年MotoGP新フォーマット、賛否分かれる「気に入ってる」「受け入れるか、去るか」ライダー団結も課題に?
MotoGP
MotoGP
インドネシアGP
3 日前
2027年MotoGP新フォーマット、賛否分かれる「気に入ってる」「受け入れるか、去るか」ライダー団結も課題に?

ホンダMotoGP、レッドブルが3年ぶりスポンサー復帰へ。新加入クアルタラロはモンスターと離縁
MotoGP
MotoGP 13 日前
ホンダMotoGP、レッドブルが3年ぶりスポンサー復帰へ。新加入クアルタラロはモンスターと離縁

マリーニ、クアルタラロの破損パーツが胸を直撃「もっとひどいことになっていたかもしれない」
MotoGP
MotoGP
オーストリアGP
19 日前
マリーニ、クアルタラロの破損パーツが胸を直撃「もっとひどいことになっていたかもしれない」
最新ニュース

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ
MotoGP
MGP MotoGP
インドネシアGP
27 分前
フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」
スーパーフォーミュラ
SF スーパーフォーミュラ
第9戦・第10戦富士
51 分前
ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」
F1
F1 F1
シンガポールGP
1 時間前
レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」
F1
F1 F1
シンガポールGP
2 時間前
ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録