マルケス、カタール政府提供の新型コロナワクチンを接種へ。他ライダーも大多数が接種受ける
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは負傷によりカタールテストを欠場しているが、同国政府の提供しているワクチン接種のために渡航することを予定している。
写真:: Repsol Media
先日MotoGPのプレシーズンテストが行なわれたカタールでは、運営側との同意により滞在しているMotoGPパドックの人員に対し新型コロナウイルスのワクチン接種の機会が提供されている。同国では既にワクチン接種が広く行なわれていることで、この機会を提供できたという。
提供されるワクチンはファイザー製の物で、間を開けて2度の接種が必要となる。
現在カタールに滞在しているMotoGPパドックの大部分がそのワクチン接種を受けているという。ただ中上貴晶(LCRホンダ)に関してはこれを断ったようだ。
そして昨年7月に負った骨折のためにカタールテストを欠場しているマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)も、このワクチン接種を受けるために一度カタールを訪れることを予定していることが、motorsport.comの調べで分かった。
マルケスはカタールで1度目のワクチン接種を受けた後は、復帰に向けたトレーニングのためにスペインへ帰国するようだ。
「カタール政府によるMotoGPコミュニティに対する(ワクチン接種の)申し出は素晴らしい機会であり、レプソル・ホンダ・チームは非常に感謝している」
レプソル・ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチはそう語った。
「我々はカタール当局が世界選手権のメンバーやスタッフを守りたいと考えていると理解している」
「マルクについてだが、ワクチンはこのウイルスとの戦いのために作られたものだし、接種するべきだろう」
マルケスは昨年7月に第2戦スペインGPで転倒し、右腕上腕骨を骨折。以後累計で3回の手術が必要となり、現在も完治に向けた取り組みが続いている。
3月中旬になり、マルケスには医師からバイクへの乗車許可が下りた。そのため彼はバイクトレーニングを再開させ、MotoGPへの復帰に向けた取り組みを加速させている。
ただ開幕戦のカタールGPまでは既に2週間を切っており、彼が出走可能な状態となるかには疑問が残っている。
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