MotoGP

ドゥカティのシート争い、白熱しすぎた? プラマック残留のマルティン「2人にとって良いモノじゃなかった」

プラマックのホルヘ・マルティンは2023年のドゥカティファクトリーチーム昇格を巡るエネア・バスティアニーニとの争いは、両者にとって良くないものだったと語った。

Lewis Duncan Oriol Puigdemont

公開日時: 2022/09/03 1:08

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Jorge Martin, Pramac Racing

 ドゥカティは2023年のファクトリーチームのライダーとして、エネア・バスティアニーニ(現グレシーニ)の起用を発表。彼とファクトリーチームのシートを争っていたホルヘ・マルティン(プラマック)はこの争いが両者にとって良くないものだったと語っている。

 現在フランチェスコ・バニャイヤとジャック・ミラーの布陣で戦っているドゥカティだが、今シーズンの序盤からミラーはチーム残留は難しいと見られてきた。そして、その後任候補だと目されていたのが、マルティンとバスティアニーニだった。

 ミラーのKTM移籍が発表されたことで、ドゥカティもいよいよふたりの内どちらをファクトリーチームに昇格させるかの評価を進め、最終的にはバスティアニーニがバニャイヤのチームメイトになることが決まった。

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 決着を迎えたシート争いだが、プラマック残留が決まったマルティンは、今回のシート争いが自分にとってもバスティアニーニにとっても良いものではなかったと考えている。

「彼らやメディア、色々な人たちが考えたことで作り上げられたこの争いは、僕にも、エネアにとっても良いものじゃなかったと思う」

 マルティンはそう語る。

「僕は良い結果を出そうとしていただけだ。シーズン序盤は少し苦戦していたけど、バルセロナ戦からはかなり一貫性を取り戻し始めて、表彰台も獲得することができた」

「簡単なモノじゃないし、100%のパフォーマンスを発揮できなかったりもするから、ライダーにとっては良いものじゃないと思う」

「でも、それは仕方なくもある。このスポーツにそういったモノがあるのは理解しているし、僕らは単にベストを尽くすだけだ」

Jorge Martin, Pramac Racing

Jorge Martin, Pramac Racing

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 なおマルティンはドゥカティの決定後には「ガッカリした」と語っているものの、バスティアニーニのレベルはファクトリーチーム昇格に値するものであり”信じられないほど”だと称賛もした。

「ああ、決定のあとにちょっとガッカリしたのは確かだよ。でもドゥカティがエネアを選んだからじゃない。彼は昇格に値するからね」

「彼は3勝を挙げていて、そのレベルは信じられないほどだ。僕は自分も彼も(ファクトリーチームに)値すると思っているし、決断は難しいものだったと思っている」

「僕はドゥカティから言われたことは全部やったし、ベストも尽くしたんだ」

「ともかく、とても素晴らしい契約を結べて、僕はすごく満足している」

「ドゥカティもこの投資から良い結果を期待しているだろうし、僕もプラマックと一緒に歴史をつくっていくつもりだ」

「来年にチャンピオンシップ優勝を目指そうとするのは、そのひとつのやり方になる。僕にチャンスが有れば、ペッコ(バニャイヤの愛称)やエネアと戦っていても、彼らは同じサポートをしてくれるだろうし、同じ道具で戦えると思っている」

 

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