次なるハミルトンを探せ!? マクラーレン、13歳のカート王者ウゴチュクと契約締結
マクラーレンは、13歳のカート王者ウーゴ・ウゴチュクと、ヤングドライバー開発プログラムの契約を結んだことを明らかにした。
写真:: McLaren
マクラーレンは13歳のアメリカ人カート王者ウーゴ・ウゴチュクと、ヤングドライバー開発プログラムにおける契約を結んだことを発表した。
今週末に開幕する2021年のF1シーズン。昨年コンストラクターズランキング3位に”返り咲いた”マクラーレンはさらなる躍進を目指し、ダニエル・リカルドとランド・ノリスの新コンビで新シーズンに挑む。
ただマクラーレンは近い将来のみならず、少し先の未来を確実にするため、舞台裏でも多くの業務が進行させている。その一環としてチームは、アメリカ出身の若干13歳のカート王者、ウゴチュクをヤングドライバー開発プログラムの一員に指名し、契約を結んだ。
1998年にロン・デニスがこのプログラムを立ち上げた時、ふたりの若いドライバーと契約を結んだ。そのうちのひとりがルイス・ハミルトン……今や史上最強とも言われるF1ドライバーへと成長を遂げた。
ウゴチュクはカートで頭角を表し、すでにアメリカとヨーロッパでいくつかのタイトルを獲得。2020年にはFIA OKJヨーロッパ選手権でチャンピオンに輝いている。彼は現在13歳……奇しくもハミルトンが同プログラムに参加したのと同じ年齢だ。
両者は長期契約を交わし、ウゴチュクがステップアップしていく上でのサポートを提供するとしている。
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、今回の契約について次のように語った。
「我々はウーゴの成長を注意深く見守ってきた。そして彼との契約を結ぶチャンスが利用可能になった際、その話を進めていくことに躊躇することはなかった。今後は、ウーゴがそのポテンシャルを最大限に発揮できるよう、必要な時に敵殺なサポートを提供することに集中する」
マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレアス・ザイドルも、次のように語り期待を寄せる。
「ウーゴは、力強い成長の可能性を持つ、有望な若い才能だ。彼はまだキャリア初期の段階にいるが、このスポーツで成功するための要素を持っているのは明らかだ」
そうザイドル代表は語る。
「今回の契約は、若い才能を探し出し、そしてサポートするために、通常のヤングドライバー・プログラムからより整えられた基盤へと、我々の集中を変更するアプローチを反映している」
またマクラーレンと契約を交わしたウゴチュクは、次のように語った。
「キャリアの早い段階で、マクラーレン・レーシングのような象徴的なチームと契約することができ、とても光栄に思っています。マクラーレンのサポートを受けるのは素晴らしいことであり、若いドライバーなら誰でも夢見ていることです」
「僕は今、ドライバーとして、そしてレーサーとして成長していくことに集中しています。マクラーレンが近くにいるということは、コースの内外で助けにしかならないと思います」
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