マクラーレン、新車『MCL36』シェイクダウンはテスト直前に?「まだやるべきことが多く残っている」
マクラーレンは、今月末にバルセロナで行なわれるプレシーズンテストの直前に、ニューマシン『MCL36』をコースデビューさせる予定だ。
写真:: McLaren
2月11日に2022年を戦うニューマシン『MCL36』を発表したマクラーレン。バルセロナでのプレシーズンテスト(2月23~25日)までに、フィルミングデーを活用してシェイクダウンを済ませる計画を立てている。
新車発表に実車を用意したのは、アストンマーチンに次いでマクラーレンが2チーム目だ。2月10日に『AMR22』を発表したアストンマーチンは、翌11日にシルバーストン・サーキットでシェイクダウンをこなしている。
チームは例年、PR活動用の撮影を行なうフィルミングデーを活用し、シェイクダウンを行なってきた。走行距離や使用タイヤは制限されるものの、プレシーズンテストまでにマシンの初期チェックを済ませることができるのだ。
ただ今年は、レギュレーションが大きく変更されており、新車の開発時間を最大限確保しようとしているチームも多い。すでに実車を用意できているマクラーレンも、シェイクダウンはテスト直前になるという。
MCL36の初走行計画について訊かれたアンドレアス・ザイドル代表は、次のように答えた。
「おそらく他のチームと同じように、我々もバルセロナでの公式テスト開始のごく近い時期にフィルミングデーを設ける予定だ」
「予定ではそうなっている。だがそのために、我々はまだ多くの項目にチェックを入れなくてはいけない」
「しかしみんなが素晴らしい仕事をしているので、絶対に準備ができると確信している」
テクニカルディレクターであるジェームス・キーは、実車を発表できたことを「誇りに思っている」とコメント。ただ開発に関しては、まだ”寄り道をしている”段階なのだという。
「隠しているところもあるし、デリケートなエリアもあるが、実際に走らせればもっと見えてくるはずだ」
「開発計画に関しては、他のチームと同様、現時点でまだ寄り道をしている段階だ。早い時期に開発の面でステップがあることは確かだ」
「しかし開発スピードは本当に早いし、次のステップを見つけようとする積極性は本当に強い。だからバーレーンではいくつかのアップデートを行なう予定だ。すでにその次のステップが進行中だ」
「クルマが変わったのは見ての通りだが、みんなのクルマが変わっていくのも間違いない」
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