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ジャック・ミラー、フランスGPに“やる気”たっぷり! 昨年トップ争いもトラブルでリタイア

ドゥカティのジャック・ミラーは、2021年のフランスGPに向けて「メカニカルトラブルで優勝を奪われた2020年のリベンジ」と意気込みを顕にしている。

Jack Miller, Ducati Team

写真:: Circuito de Jerez

 5月14日に開幕したMotoGP第5戦フランスGP。ドゥカティのジャック・ミラーはこの1戦に非常に高いモチベーションを持って臨んでおり、2020年シーズンのリベンジをしたいと考えている。

 ミラーは昨シーズンのフランスGPでは2番グリッドと好位置を確保。オープニングラップでは先頭を走り、レース終盤に至るまでトップ争いを続けていた。しかし19周目にエンジントラブルが発生してしまいリタイア。トップ争いを演じつつも悔しい結果に終わってしまった。

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 第4戦スペインGPでは初のドライコンディションでの優勝を手にしたばかりのミラーだが、彼はフランスGPで昨年の不運への“リベンジ”を果たすことを目指している。

「ヘレスでの勝利は、“その次”に向けたやる気を出させてくれる」と、ミラー。

「つまるところ、バイクレーサーというのは常に何か次にできることを探していて、“もっともっと”、と上を目指しているんだ」

「フランスでは、スペインでしてきたように力強い週末を過ごすことを目指している。まあ正直に言ってここ最近は落ち着いていて、これまでにしてきたことを、しっかりとやっているだけだよ」

「今週末は全てのコンディションに対しての準備ができていると思う。つまりウエットコンディションになっても、僕は普段から得意だし問題ないという意味だ」

「今年は、去年のレースの借りを返せるように感じている。だからル・マンに戻ってくるのが楽しみだったよ」

 またチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤは、第4戦を終えてランキング首位となっているが、ランキングについて考え始めるのは早すぎると語る。

 さらに雨も予想されるレースウィークに向けては、ウエットコンディションでの経験が不足していると心配する様子も見せた。

「たった10日間のポイントリーダーだ。それも良いものだけど、僕らは4レースを終えたに過ぎないよ」と、バニャイヤは言う。

「だからそのことについて考えるのは早すぎる。1戦1戦について考えるだけだよ」

「ル・マンでの表彰台は3回……Moto3で1回、Moto2で2回経験している。好きなコースだし、僕らのバイクにもかなり合っていると思う」

「ここで走る準備はできているけど、天気予報も確認しないとね。雨が振りそうだし、ウエットレースは全カテゴリーを通じてもMotoGPキャリアで6回しか経験がないからね」

 

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