中上貴晶、表彰台に惜しくも届かずも「良いレースができた。この勢いをキープしたい」
MotoGP第13戦ヨーロッパGPで4位となったLCRホンダの中上貴晶は、惜しくも表彰台に手が届かなかったものの、次戦バレンシアGPでも良い勢いを維持したいと話した。
Takaaki Nakagami, Team LCR Honda
Team LCR
スペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行なわれたMotoGP第13戦ヨーロッパGP。LCRホンダの中上貴晶は、3番手フロントロウから決勝レースに臨んだが、惜しくも表彰台には届かず4位でチェッカーを受けた。
週末を通して天候が不安定だった今回のグランプリ。しかし決勝日は終日、青空が広がった。週末初めてのドライコンディションとなったウォームアップでも4番手と好調を維持した中上だが、決勝ではオープニングラップで4番手、2周目には5番手にポジションを落とした。
しかしトップから離されることなく周回を重ねた中上は、レース中盤にミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)をパス。さらに終盤まで好ペースで走り続けた中上は、首位のジョアン・ミル(スズキ)から2.194秒差の4位でチェッカーを受けた。
「素晴らしいリザルト、そして素晴らしいレースでした」
中上はそうチームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「最後まで良いペースをキープし、最終ラップの最終コーナーまで全力を尽くしました。今日のレースは本当にポジティブでした。初表彰台獲得まで本当にあと少しでした。表彰台獲得は果たせませんでしたが、インディペンデントライダーのトップでゴールすることができました」
週末の難しいコンディションにも適応し、いきなりのドライコンディションとなった決勝でもタイヤ選択を含め、しっかりと速さをみせた中上。同じリカルド・トルモ・サーキットで行なわれるバレンシアGPに向けてすでに気持ちを切り替え、良い結果を残したいと語った。
「すでに気持ちは、来週のバレンシアGPに向いています。来週もこの勢いをキープし、次戦バレンシアGPでは素晴らしい結果を残せると信じています。今週は、すべてのコンディションで良い走りができました。チームの素晴らしい仕事に感謝したいです」
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