MotoGPドイツFP1:マルク・マルケス、得意ドイツで久々トップタイム。中上貴晶3番手
MotoGP第8戦ドイツGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのはレプソル・ホンダのマルク・マルケスだった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ザクセンリンク・サーキットでMotoGP第8戦ドイツGPのフリー走行1回目が行なわれた。このセッションでトップタイムを記録したのは、レプソル・ホンダのマルク・マルケスだ。
サーキット周辺は好天で、気温29℃、路面温度37℃のコンディションでレースウィーク最初のセッションを迎えた。
ザクセンリンクはレプソル・ホンダのマルク・マルケスが下位クラスも含めて10連勝を収めている、彼にとっては“庭”のようなコース。昨年7月の負傷の影響が未だに残るマルケスだが、今回は良い走りができると自信を持っての現地入りだった。
FP1でトップタイムを記録したのはそのマルケス。タイムは1分21秒660だ。マルケスはセッション序盤からタイムシートのトップにつける走りで、トップタイムも序盤4周目に記録したものだった。
2番手タイムはファビオ・クアルタラロ(ヤマハ/+0.168秒)。クアルタラロはセッション序盤にターン12でクラッシュを喫し、その際は右肩を押さえる仕草も見せていたが、タイム面では影響を見せなかった。
3番手タイム(+0.276秒)にはLCRホンダの中上貴晶が続いた。中上もセッション序盤からタイムシート上位に並ぶ走りを見せ、好位置でFP1を終えた。また4番手にはポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ/+0.350秒)も続いており、ホンダ勢が好調な滑り出しを見せたセッションとなった。
ドゥカティ勢では6番手(+0.391秒)に入ったジャック・ミラーが最上位。チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤは11番手(+0.600秒)となっている。
第6戦カタルニアGP開催前に右腕骨折の怪我を負ったスズキのアレックス・リンスは、早くも今戦から復帰。FP1では7番手タイム(+0.416秒)をマークしている。
ペトロナス・ヤマハSRTのバレンティーノ・ロッシは、FP1で20番手タイム(+1.031秒)と苦戦。チームメイトのフランコ・モルビデリも14番手(+0.877秒)に留まった。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マルク マルケス | 25 | 1'21.660 | 160.690 | ||
2 | ファビオ クアルタラロ | 20 | 1'21.828 | 0.168 | 0.168 | 160.360 |
3 | 中上 貴晶 | 22 | 1'21.936 | 0.276 | 0.108 | 160.149 |
4 | ポル エスパルガロ | 19 | 1'22.010 | 0.350 | 0.074 | 160.004 |
5 | アレイシ エスパルガロ | 19 | 1'22.040 | 0.380 | 0.030 | 159.946 |
6 | ジャック ミラー | 22 | 1'22.051 | 0.391 | 0.011 | 159.924 |
7 | アレックス リンス | 19 | 1'22.076 | 0.416 | 0.025 | 159.876 |
8 | ヨハン ザルコ | 22 | 1'22.148 | 0.488 | 0.072 | 159.736 |
9 | ジョアン ミル | 22 | 1'22.172 | 0.512 | 0.024 | 159.689 |
10 | マーベリック ビニャーレス | 25 | 1'22.253 | 0.593 | 0.081 | 159.532 |
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