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津田拓也「自分とチームの実力を発揮することが、明日の目標」日本GP予選は21位

MotoGP第16戦日本GPの2日目、代役参戦中の津田拓也はQ1で11番手タイムをマーク。Q2に進むことはできなかったが、納得感のある走りをできたと振り返っている。

Takuya Tsuda, Team Suzuki MotoGP, Team Suzuki MotoGP

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 モビリティリゾートもてぎで開催中のMotoGP第16戦日本GPは2日目を迎え、予選が行なわれた。ジョアン・ミルの代役としてスズキから参戦している津田拓也は、予選Q1敗退となったものの、内容に関しては納得できるものだったと振り返っている。

 津田は本来なら日本GPにはワイルドカード参戦する予定だった。しかし負傷したミルの代役参戦という形に参戦形態が切り替わったことで、普段のテストチームではなく、ミルのチームやバイクでレースウィークをスタートさせることになった。

 ”ミルのバイク”へのアジャストから始まった津田には、2日目にも試練が待ち受けていた。経験の薄いウエットコンディションでの走行だ。

 FP2はトップのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)から約3.4秒差の25番手。さらに悪天候が影響して予選前のFP3が中止となったため、津田はFP2の経験のみで雨の予選へ挑まなくてはならなかった。

 予選終了後の取材で津田は、FP2と予選を通した取り組みについて次のように語った。

「今日の走行はそうですね、FP2からずっと雨だったんですけど、テストではあまり長時間雨で走ったことがなくて、雨のタイヤの種類に何があるとか、そのタイヤがどうっていうのは、自分では全然わからなかったんです」

「なので、朝のフリー走行でまずチェックをして、その中で『これが良いんだな』っていうのを把握した上で、予選に向けてチームがチョイスしたタイヤセットがありました。自分は雨のセットアップをしたことがなかったので、初めてFP2で(セットアップを)やって、雨の感触を確かめながらの予選になりました」

「FP2で色々チョイスしたりとか、確かめることができたので、最初から思いっきり行けたので少し順位を上げることもできましたし、自分の雨の経験値を上げながらチームと一緒に取り組んでタイムを上げることができたので、予選に関しては良かったかなと思います」

 これまではテストライダーとしてGSX-RRを開発してきた津田にとって、レースでGPマシンを全力で走らせるという”別物”の作業は難しい部分があったと言う。

「やっぱりテストとレースっていうのは別物です。全日本で戦っている自分のバイクだったら逆にテストモードで走ったことがないので、レースモードでパッとタイムを上げるやり方が分かるんですけどね」

「例えばリンス選手が問題だって言うことを解決するために自分たちがやるっていう”全く別の作業”でしかGPバイクに乗っていないので、自分がレースモードで思いっきり攻めるっていうのはなかなか難しいなという部分はあるんですけど、その中でもチームがバックアップしてくれて、そういう風に走りやすいよう、ステップを踏ませてもらっています。ですので、ちょっとずつではあるんですけど、良くなってきています」

 スズキは2022年シーズン限りでのMotoGP撤退が決定済み。津田がGSX-RRをを走らせる機会も今後は無くなることになる。

 日本GPにそのGSX-RRで出場することは、ある意味それ自体が記念碑的な事柄になるが、津田はレースに向けてはMotoGPをスズキで走る最後の機会をとにかく全力を尽くし、自分の力を発揮したいと意気込みを語った。

「レースラップ(想定)っていうのは自分はまだです。本当はFP1とFP2を通してやるつもりだったんですけど、できていません」

「それはどこのライダーも一緒だと思うんですけど、レースラップっていうのはもちろん走ったことがないので、自分がどうなるかっていうのは正直あまり分からないんですけど、思い切り目一杯行きます。実際、スズキでMotoGPっていう機会は最後ですし、とにかく自分にできる限り、ちゃんと自分の力をきっちり発揮して終わりたいなっていうだけですね」

「今から(1分)55秒でラップしろっていうのは無理なので……優勝のペースっていうのは多分55秒とか、54秒になるかはわからないですけど」

「そのラップタイムを今の自分は持ってないので、バイクを自分の操りやすいようにセットアップを近づけて、自分やチームが持っている力をちゃんと出すっていうのが目標です」

 
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