MotoGP、アルゼンチンGPを延期し11月開催に。次戦は5月のスペインGPへ

　2020年のMotoGPは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け再び開催スケジュールが変更され、第4戦アルゼンチンGPが11月へと延期されることが決まった。その結果、MotoGPクラスのシーズン開幕は5月1〜3日のスペインGPまで待つこととなった。

　開幕戦カタールGPでのMotoGPクラスのレース中止が決まった後、第2戦タイGPと第3戦アメリカズGPの延期が決定するなど、MotoGPを運営するドルナ・スポーツとFIMは拡大する新型コロナウイルスの影響への対処に迫られてきた。

　アルゼンチンでは新型コロナウイルスの影響により国際スポーツイベントを禁止する措置が取られたことで、開催は延期されるのではないかと推測されていたが、それが現実のものとなった。

　新たな開催カレンダーでは、アルゼンチンGPは11月20〜22日に行なわれる予定だ。この変更に伴い、最終戦バレンシアGPは更に1週間後ろ倒しされ、11月29日決勝となる予定だ。

　こうした開催予定の変更により、シーズン終盤は連戦に次ぐ連戦となる。日本を含むフライアウェイ戦をこなした後、アメリカズ、アルゼンチンさらにバレンシアと3連戦が続く。

　また発表された声明では、当初はバレンシアGP後の11月下旬に行なわれる予定だったポストシーズンテストについては、今後再び通知するとした。

MotoGP2020年シーズン開催予定（2020/3/11）