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ロッシは『バイク界のマイケル・ジョーダン』引退発表のレジェンドにトップライダー賛辞送る

MotoGP現役引退を表明したバレンティーノ・ロッシ。現MotoGP王者であるジョアン・ミルはロッシを“バイク界のマイケル・ジョーダン”と称して敬意を払い、他トップライダーたちも引退を惜しんだ。

Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT

Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT

Gold and Goose / Motorsport Images

 5週間のサマーブレイクを終え、シーズン後半初戦を迎えたMotoGP。しかしスティリアGPのセッション開始前日となる5日(木)には、バレンティーノ・ロッシが現役引退を発表する衝撃的な始まりとなった。

 ロッシは今シーズン、昨年まで在籍していたヤマハ・ファクトリーチームからペトロナス・ヤマハSRTへと移籍。現役続行の可否については成績次第だと語っていたが、前半戦ではトップ10フィニッシュが1度のみと大苦戦が続いていた。

 その結果、ロッシは26年におよぶキャリアを終わらせることを選んだ。そして、“生ける伝説”とまで呼ばれた9度の世界王者の引退は、現在のMotoGPを牽引するライダーにとっても大きな衝撃を与えたようだ。

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 ロッシの引退発表会見後に行なわれた木曜プレスカンファレンスで、ライダーたちはロッシに対する思いを聞かれていた。そして現王者のジョアン・ミル(スズキ)はバスケットボール界のレジェンドであるマイケル・ジョーダンになぞらえて敬意を評した。

「あるジャーナリストが彼に、バスケットボールにおけるマイケル・ジョーダンのように感じているか? と質問していたけど、間違いなく彼はバイク界のマイケル・ジョーダンだ」

 ミルはそう語る。

「歴史的に見ても、バレンティーノ・ロッシのような存在を再び見るのは難しいだろう」

「彼の幸運を祈っているし、来シーズンパドックで彼の姿を見かけられるといいなと思う」

 ロッシの後任としてヤマハのシートを得たファビオ・クアルタラロ。彼は今シーズンのタイトル争いをリードする存在となっているが、ロッシの引退は「正直に言って信じるのが難しい」と語る。

Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT

Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

「ロッシは僕が生まれる前に既に2度も世界王者になっていた。その彼と、来年は一緒にいられないと思うと、悲しいよ」と、クアルタラロは言う。

「バレンティーノは僕をMotoGPに行きたいと思わせてくれたライダーだ。子供の頃、彼のサインを貰うためにサーキットで何時間も何時間も待っていた。彼は今でも僕のアイドルだし、レジェンドだ」

 またスティリアGPには、負傷中のフランコ・モルビデリ代役としてヤマハのテストライダーであるカル・クラッチローがペトロナス・ヤマハSRTから参戦することになっている。クラッチローも会見では、ロッシという存在のバイクレースへの影響を称賛した。

「(MotoGPに)戻ってくるのは素晴らしいストーリーだし、それがロッシのチームメイトとしてなら、なおさら素晴らしい話だ」

「子供の頃からロッシを見てきたし、彼のレースは常に楽しんで観戦していた。MotoGPに来たとき彼はヤマハにいて、彼とは多くのことを共有することができた」

「彼とレースを共にできるのはとても楽しかった。そして世界のどこであっても、自分がライダーだと言って理解されなくとも、バレンティーノの名前を出せばすぐに理解してもらえるんだ」

「誰もが彼のことを愛している。彼の速く走るというモチベーションは信じられないほどのモノで、そのメンタリティは皆の手本となるものだ。何年も彼と共に走ることができたのは素晴らしかった」

 ロッシの前チームメイトであるマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は、チームを組むことで多くのことを学ぶことができたと回顧。ロッシへの感謝を語った。

「僕にとって、ロッシは原点だった。子供の頃、彼の勝利やそのセレブレーションを見た時に、僕はバイクへの情熱を感じ始めたんだ」

「ロッシとチームを組んだことは、僕に学習の機会を与えてくれた。彼は僕が4歳の頃からの原点だったんだ。彼のしてきたこと、そして続けることへのモチベーションやインスピレーションに感謝しなくちゃいけない」

「彼とチームを共にし、共に戦えたことはとても幸運だった。特に、マレーシアかタイでの顔を合わせたイベントは特にそうだった」

「サーキットの外での彼も素晴らしい人物だった。彼はトップに立っていて、史上最高の選手だ。引退は悲しい。でも彼は多くの勝利を挙げてきたし、彼には感謝しなくてはね」

 

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