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山本左近、フォーミュラEデモランでクラッシュも「そういうのを含めてモータースポーツの魅力」と”答弁”

11月20日に開催されたモータースポーツジャパン2022で、元F1ドライバーで衆議院議員の山本左近がフォーミュラEのデモランを実施。終盤にはウォールに激突するシーンもあったが、集まったファンに電動フォーミュラカーの魅力を伝えるためのいい機会になったはずだと議員は語った。

Sakon Yamamoto

写真:: Motorsport.com / Japan

 東京都お台場で3年ぶりに開催されたJAFモータースポーツジャパン。元F1ドライバーで現在は衆議院議員である山本左近がフォーミュラEのデモランを行なったことで話題を集めた。

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 今回のフォーミュラE Gen2車両によるデモランが話題を集めた背景には、今年9月に東京都が2024年のフォーミュラE開催に向けて主催団体と協定を結んだことも関係しているだろう。

 これまでも横浜や東京でフォーミュラE開催を目指す動きはあったが、いよいよ日本国内でフォーミュラカーによる公道レースが行なわれる可能性が高くなっているのだ。

 山本議員は2015年にフォーミュラEの『Gen1』世代のマシンでレース参戦の経験があるが、Gen2世代マシンのドライブは今回が初。しかし流石元F1ドライバーと言うべきか、モーター音を響かせながらコースインした山本議員はドーナツターンやアクセルターンで集まった観客を”魅せ”ながら見事なドライビングを披露した。

 ただ、中盤のトーク終了後に再びマシンに乗り込んでデモラン終了前に勇姿を見せようとしていたところで、山本議員はガードレールに突っ込む形でクラッシュ。マシンは右フロントタイヤを覆うカウル周辺が破損してしまい、最後は路面にパーツを擦りながらの帰還となった。

 デモラン終了後、報道陣の取材に応えた山本議員はこのクラッシュについて「ファンサービスを頑張り過ぎたのか」と問われたが、次のように“答弁”した。

「モータースポーツは常に危険と隣り合わせのスポーツということは間違いないです。ただ、それをドライバーや関係者が安全を全力で守りながら、“限界ギリギリ”を攻めていくのがモータースポーツの1番の魅力でもあるわけです」

ダメージを受けたフォーミュラEデモランマシンのカウル

ダメージを受けたフォーミュラEデモランマシンのカウル

Photo by: Motorsport.com / Japan

「そういった意味で、今日はいい例だったと思います。限界の先には何があるのかというのを改めて肌身で経験できました。そして、そういうのを含めてモータースポーツの魅力だと思うんです」

「本来はぶつからない方がいいとは思いますが、でもこういったことも起こり得るんだという例です。私もレースをさせる側、開催する側にいるわけですが、じゃあどういった安全器具が必要だよねと、こういったところだったら観客の皆さんに楽しんでもらえるよねと、そういった線引きを考えていただく上でも、大事な機会だったと思います」

「今回準備してくださった方には申し訳ないとは思っています。『あー、左近やっちゃったな』と思われたかもしれないですが、モータースポーツではこういうことは起こりうることですし、それを含めた上で楽しんでもらえたらなによりです」

 なお今回のデモランは通常フォーミュラEのレースで使用されているような全天候対応のタイヤではなく、スリックタイヤが使用されていた。関係者によると、スリックタイヤでの走行になった理由は、来季からタイヤを供給するハンコックの都合があったためだという。

 そして前述のように山本議員はGen1世代のフォーミュラEマシンでのレース経験を持っている。今回、初体験のGen2世代のマシンを走らせたフィーリングも聞かれることになったが、限定的な環境だったこともあり、比較は難しいと語った。

「フォーミュラEらしい、非常にトルクフルかつ静かという感じでした。18インチタイヤなので、これまでの(フォーミュラカーで主流だった)13インチとは違うクルマのフィーリングというのは、フォーミュラEの元々の性質だなと改めて感じました」

「Gen1との比較というのは、この限定的な環境では非常に難しいです。ほとんどクルマのポテンシャルも出せていない状態ですし、難しいですね」

「フォーミュラEを見たことがない、初めて見たという人が多かったので、そういう方にとってエンジンのついたレース車とは違う、電気で走るフォーミュラカーの魅力とか、そういったものがどういったものなのか感じてもらういい機会だったと思います」

 
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