2020年のモータースポーツジャパンは渋谷で開催。新たなファン獲得を狙う
毎年お台場で開催されていた『モータースポーツジャパン フェスティバル』が、2020年は渋谷で開催されることになった。
写真:: 吉田知弘
より多くの人にモータースポーツの魅力を知ってもらおうと、2006年に始まった『モータースポーツジャパン フェスティバル』(MSJ)。開催15回目を迎える2020年は、会場をお台場から渋谷に移すことが分かった。
このイベントは国内主要メーカー協力のもと、毎年お台場に特設会場を設け、普段サーキットで見られる風景をほぼそのまま都会に再現。レーシングカーのデモ走行やドライバーらが出演してのイベントなど様々なコンテンツが用意され、大いに盛り上がった。
しかし毎年特設会場が設営されていたお台場は、東京オリンピックの開催に伴い、2020年は使用できないことになった。これにより他の開催地を探った結果、渋谷での開催が決まったというわけだ。
1月8日に都内で行なわれた日本モータースポーツ記者会主催の関係者懇親会『JMSモータースポーツナイト』で、MSJ実行委員長の日置和夫氏が挨拶し、そこで渋谷開催が明言された。
「モータースポーツをより多くの人に見てもらい、知ってもらうことが重要だと思い、新たな試みとして渋谷で開催します」
日置委員長はそう語った。
なお開催日時は4月4日~5日を予定。この日は鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラと2輪のJSB1000が行なわれる鈴鹿2&4レースが予定されている。
「これについてはJRP(日本レースプロモーション/スーパーフォーミュラの運営会社)さん、鈴鹿サーキットさんには大変申し訳ないが、この日程にしかできなかった」と日置実行委員長は説明。2020年は東京オリンピック開催に伴い、国内モータースポーツも“超変則スケジュール”が組まれている他、渋谷の場所を確保するにあたっても、日程的に選択肢は限られていた様子。開催日程の重複に関しては止むを得ない部分があったようだ。
会場は渋谷ストリームやリバーストリートを中心に、数カ所でマシンの展示やPRブースの設置などを予定しているという。ただ、まだ調整をしている場所もあるとのことで、具体的なイベント内容や会場についての詳細情報は後日改めて告知されるようだ。
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