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サインツJr.の離脱に“わだかまり”は無い……マクラーレンCEO「他チームとは違う」

マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、2020年シーズンでカルロス・サインツJr.と袂を分かつことになったが、同じようにドライバーを入れ替えることになったフェラーリとルノーの2チームよりもマクラーレンは健全だと考えている。

Zak Brown, Carlos Sainz Jr.

写真:: McLaren

 2020年5月、フェラーリはセバスチャン・ベッテルとの契約を延長しないことを発表。そしてその数日後、現在マクラーレンに所属するカルロス・サインツJr.をその後任として迎え入れると明かした。

 さらにルノーF1チームもダニエル・リカルドのチーム離脱を発表。そしてマクラーレンがサインツJr.の後任としてリカルドの起用を決定するなど、慌ただしい数日間が過ぎていった。

 マクラーレン・レーシングでCEOを務めるザク・ブラウンは今回の移籍劇の中で、サインツJr.がチームを離れることについて、以前から友好的に対処してきたと主張。ライバルチームには緊張を含む悪感情が流れていると指摘した。

 電撃的な移籍劇となった一連の動きだったが、ブラウンCEOによるとマクラーレンはサインツJr.がフェラーリ加入のチャンスを手にしたことを把握しており、さらにチームはサインツJr.に対し正式に話し合いの許可を与えていたという。

 そしてその事によってマクラーレンは、リカルドを後任に起用するチャンスをより早く手にすることができた。

「カルロスと私は、その事について話していた。だから噂話を聞いて知った、なんてことはなかったんだ」と、ブラウンCEOは語る。

「こうしたドライバーの移籍についての動きがどう起きるかだが、誰もがモーターホームの裏側で“逢瀬”しようとしているんだと思う」

「マクラーレンはドライバーを含む人々との関係に少し違った哲学を持っていると、私は考えている」

「冬の間にカルロスと私、そしてアンドレアス(ザイドル/チーム代表)との間で話したものだった。我々は彼がフェラーリと話すための許可を与える必要があった。そして、我々は実際に許可を与えた。とてもフェアな話だ」

「つまり、結局今年は袂を分かつことをわかった上で、今年のレースに“共に”挑もうとしていたことがわかるだろう」

「ドライバーとチームが反目せずに別れることができるのは素晴らしいことだと思う。なぜなら他チームの動きを見ると、残念ながらわだかまりがあるように見える……そしてその人達はまだ今年も一緒にレースをする必要があるんだ。だから私としては、自分たちのこの件への対応の仕方にとても満足している」

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 またブラウンCEOは、サインツJr.が2019年シーズンに予想以上のパフォーマンスを見せたと評価。さらに来シーズンのフェラーリのマシンが十分に良ければ、サインツJr.は勝利することができるだろうと考えている。

「彼は私が思っていたよりも良い仕事をしてくれた。とは言え彼が良い仕事をしてくれると思っていなかったなら、我々も契約しなかったはずだ」

「彼は本当にミスを犯さなかった。2017年のバーレーンで、彼はピットアウトしてきて非常に馬鹿な接触を引き起こしていたことが懐かしいよ」

「そういった若手ドライバーに予期されるルーキーのようなミスは何も見られなかった。その成熟度合いは早いものだ。シーズン序盤数戦は乏しい始まり方だったが、開幕戦では(ロバート)クビサのブローアウトに予選で巻き込まれたことも忘れてはいけない」

「彼はランド(ノリス/チームメイト)とも本当に上手くやっていた。彼はとても速く、そしてチームプレイヤーなんだ。ランドとカルロスがトラックで互いに近づいていても、ナーバスになるようなことは一度も無かったよ。他の数チームではチームメイトが接触するようなシーンも見るが、彼らは磁石でも持っているようだ」

「カルロスはフェラーリでも本当に上手くやれるはずだ。それから(シャルル)ルクレールとも接戦を演じることができると思っている。フェラーリの型にも上手くハマると思うよ」

「そして彼らが勝てるだけのマシンを手にしているなら、カルロスはレースで勝つことができると思っている」

 

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