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レースレポート

周冠宇がF1ヴァーチャルGP初戦を制す。”マシントラブル”ノリス驚異の追い上げ

「F1 eスポーツ・ヴァーチャル・グランプリ」のバーレーン戦が行なわれ、ルノーの育成ドライバーである周冠宇が優勝した。

Guanyu Zhou, UNI Virtuosi Racing

Joe Portlock / Motorsport Images

 新型コロナウイルスの感染拡大のため、開幕が延期されている2020年のF1。その空白期間を埋めるための施策としてF1は、ヴァーチャルレース『F1 eスポーツ・ヴァーチャル・グランプリ』の開催を決定。当初バーレーンGPが行なわれる予定だった3月22日にその初戦が実施され、ルノーの育成ドライバーである周冠宇が優勝を果たした。

 ポールポジションを獲得したのは、BMWのDTMドライバーであるフィリップ・エンゲ(レッドブル)だった。エンゲは、かつてザウバーやハースで活躍したエステバン・グティエレス(メルセデス)に0.5秒の大差をつける最速タイムを記録。3番手には周冠宇がつけた。

 スタートで沸かせたのは、ジョニー・ハーバート(アルファロメオ)だった。ハーバートは16番グリッドからのスタートだったが、ターン1を大幅にショートカットするという大胆な戦略を取り、一気に先頭に立つ。ただ、もちろんこれはペナルティ。しかもペナルティを消化する前に、ポールシッターのエンゲにコース上で抜かれてしまうことになる。

 14周レースの4周目、周とエンゲが長いホイール・トゥ・ホイールのバトルを制し、首位を奪う。周はピットストップを行なった後には最速ラップを並べ、エンゲがピットストップを終えた後には、9秒のリードを築いた。

 周の速さは衰えることなく、結局そのままトップチェッカー。2番手にはメルセデスのストフェル・バンドーンが入った。バンドーンは残り2周というところでエンゲを抜くことに成功している。3位はエンゲだ。

 4位はマクラーレンのランド・ノリスと、レーシングポイントのマシンをドライブした人気ストリーマーであるジミー・ブロードベンドの間で争われたが、接触などもあった結果、ブロードベンドが4位になっている。

 なおノリスとブロードベントのふたりは、予選セッションに参加することができなかった。ノリスは技術的な問題に見舞われたため、本来のチームメイトであるカルロス・サインツJr.を始め、チームのトップであるザク・ブラウン、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)らに助けを求めた。

 ノリスがレースに参加するのを待つべく、レースは当初予定されていた半分の距離に短縮された。しかしそれでもノリスはレース開始に間に合わず、序盤彼のマシンはコンピュータの自動操縦だった。しかしノリスはレース途中で参加。積極的な走りでブロードベンドを追い詰めた。

 ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)は、元バイクレーサーのルカ・サルヴァドーリ(アルファタウリ)を抑えて6位となった。

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