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初表彰台ノリスの、衝撃的最終ラップ……マクラーレン「彼は明らかに成長した」

マクラーレンは、2020年のF1開幕戦オーストリアGPで3位入賞を果たしたことで、ランド・ノリスはドライバーとして”次のステップ”に踏み出したと感じている。

Lando Norris, McLaren, sprays the champagne on the podium

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 レッドブルリンクで行なわれた、2020年のF1開幕戦オーストリアGP。マクラーレンのランド・ノリスは乱戦を戦い抜き、3位表彰台を獲得した。

 レース終盤、2番手を走るメルセデスのルイス・ハミルトンには、レッドブルのアレクサンダー・アルボンとの接触の責任があるとして、5秒のタイム加算ペナルティが出された。ノリスにとっては、ハミルトンの5秒以内でチェッカーを受ければ、表彰台を手にできる最大のチャンスが巡ってきた。

 残り1周というところでふたりの差は5.53秒。ノリスの初表彰台の夢は潰えたかに見えた。しかし最終ラップで意地を見せる。ノリスは1分7秒475というファステストラップを記録し、ハミルトンから4.802秒遅れでフィニッシュ。これでハミルトンから、3位の結果を奪い取った。

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 この表彰台は、ノリスにとってF1での初表彰台。しかもF1史上3番目に若い表彰台獲得ドライバーとなった(最年少はマックス・フェルスタッペン、2位はランス・ストロール)。

 ノリスは予選から速さを見せ、3番グリッドからスタート。レース中も中団グループをリードするなど、力強い走りを見せた。それが報われる結果となった。

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、今回表彰台を手にしたことは、ノリスがドライバーとして、次なるステップに入ったことの証だと語った。

「ドライバーとしては、この勢いを自分で作り出すことが重要だ。予選やレースの重要な局面で、最大の力を引き出さなければいけないという自信を、彼に与えるからだ」

 ザイドルはそう語った。

「ランドは昨年デビューし、そういうことをうまく構築していた。彼は昨年、最初は慎重にスタートした。そして彼が少し自信をつけ、経験を手にしてレースをしたら、そこ(表彰台)にいたんだ」

「彼は冬の間にチームと共に仕事をし、次の一歩を踏み出したんだと思う」

 前述の通り、ノリスの最終ラップは圧巻だった。彼のエンジニアは、表彰台をもぎ取るために、いつオーバーテイクボタンを使うべきなのか、逐一指示していた。

「(シャルル)ルクレールに抜かれた時、我々全員が表彰台を逃したと思った。しかしランドには、ルイスとのギャップを伝えていた」

「そして彼(ハミルトン)にペナルティが出された時、ランドはマシンが持っているモノを最大限に引き出すため、最終ラップに備えていた」

「ランドがそれをやってのけたのは、とても印象的なことだった。週末全体を見ても、ランドのやったことは印象的だ。そして彼はドライバーとして成長し、次のステップに進んだことも示している。それは我々が期待していたことだ」

「彼は昨シーズンのことを十分に分析し、次のシーズンに向けてどう準備するかを検討してきた。彼は人間性という面でも、キャラクターという面でも、成長を遂げたよ」

「開幕戦に向けてどう準備を整えるのか、それについては非常に感銘を受けた。将来的には、もっと楽しめるようになることを確信している」

 なおノリスは最終ラップの走りについて、次のように語った。

「クリーンエアでのレースは本当に素晴らしかった。フェラーリの2台は僕らよりも速く、レーシングポイントもレースペースでは僕らよりも速かった」

「昨日の僕らは速かったけど、レースペースでは彼らの方が速かった。彼らのマシンはダウンフォースが少し多く、タイヤのデグラデーションという面ではドライブしやすいマシンを持っていたんだ」

「すごく難しいことだったけど、他のマシンが前にいない状態で、タイヤを良い状態に保つことができれば、それに本当に頼ることができたんだ。そして、マシンは少し生き返った」

「少し出力をアップさせて、本当に良いラップを走ることができた。このポジションでフィニッシュするために頑張ったから、まだ息が切れているんだ」

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