マクラーレンのノリス、F1スペインGP予選Q1で引っかかった渋滞がQ3にも『悪影響』
マクラーレンのランド・ノリスは、ハースのニキータ・マゼピンの進路妨害によりスペインGPの予選Q1のアタックラップが台無しになったことで、予選全体への望みを失ったと語った。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
マクラーレンのランド・ノリスは、F1スペインGP予選Q1にて計測ラップ2回目でセッショントップタイムをマークするも、計測ラップ1回目の最終シケインではバックマーカーの渋滞に出くわしてしまった。
アウトラップを終え計測ラップに入ろうとしていたハースのニキータ・マゼピンは、他のドライバーがノリスに道を譲る中、彼の前に出ることを選択。結果として、ノリスはフィニッシュラインまでにコンマ数秒を失い、予選Q2進出を確実にするためにもう一セットのソフトタイヤを予選Q1で使用せざるを得なくなった。
その結果、ノリスは最終的な決勝グリッドを決める予選Q3に1回のアタックのみで挑むこととなった。結果として予選9番手を獲得したが、彼はもっと良い順位を得られたはずだったと感じている。
予選Q1でマゼピンに前を行かれた瞬間について、セッション終了後ノリスはこう語った。
「今日のQ1は、ちょっと損をしたような気がする。マシン自体は良かった。悪い仕事はしていないと思っている」
「マゼピンにかなり邪魔をされたので、(予選Q1で)2セット目のタイヤを使う必要があった。1000分の1秒、100分の1秒、10分の1秒といった単位で争っている時は、あらゆるチャンスを活かしたいしミスも許されない」
「(予選Q3では)このような状況で、その上アタックできるタイヤが1セットしかなかったのだから、今日は本当に損をした。6番手とか5番手になれたかと思うと、少し悔しい」
Lando Norris, McLaren MCL35M
Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images
また、ノリスは、唯一残された新品ソフトのセットを使った予選Q3の2回目の走行では、レッドブルのセルジオ・ペレスのコースオフにより路面に砂利が撒かれた為、特に予選Q3に向けてセットを失ったことが悪かったと述べた。
「ターン13では少し砂利があったと思う」
「『ペレスがあそこでスピンした』とか誰かが言っていて、その後最初にあそこを通ったのは僕だと思う」
「誰も2回目のアタックでタイムを上げた様には見えなかったし、その時風が強くなったのかどうかはわからない。だからまあ、後悔してもしきれないね」
「予選Q3では2回目のアタックよりも、1回目のアタックで新しいセットのタイヤを使った方が良かったんだ。でもこればかりは誰にも予想できなかったことだし、僕らはただ運が悪かった。そもそもこうなったのは、Q1の最終コーナーで渋滞に捕まったからだ」
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