オジェ、引退を先延ばし2021年もトヨタに残留!「トヨタで最後のタイトルを狙う」
トヨタはセバスチャン・オジェは契約を延長し、2021年の世界ラリー選手権(WRC)を戦うことを発表。オジェのWRC引退は少なくともあと1年、延期されることになった。
Sébastien Ogier, Julien Ingrassia, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota Yaris WRC
McKlein / Motorsport Images
世界ラリー選手権(WRC)を戦うTOYOTA GAZOO Racing WRTは、セバスチャン・オジェが2021年もチームに残ることを発表した。
motorsport.comの調べによると、オジェは7月の段階でチームに残る意向をトヨタに伝えていたという。トヨタもラインアップの変更を検討していないようだ。
そして11月20日、トヨタはオジェの残留を発表した。以前からオジェは2020年シーズン限りでWRCを引退すると発表していたが、少なくともあと1年、引退が先延ばしになる形となった。
「2020年は予想していたほど長くはなかったと言えるだろう」とオジェはコメントした。
「僕たちは短いシーズンを過ごした。チームと一緒に仕事をして、このクルマを運転することを楽しんでいる。最終的にTOYOTA GAZOO Racingであと1年WRCを戦うことを発表できて、とても嬉しく思っている」
2020年のWRCはわずか7戦で終了し、10年ぶりのカレンダー復帰が予定されていたラリー・ジャパンやベルギーのイープス・ラリーのような新しいイベントも新型コロナウイルスの影響でキャンセルとなった。
「当初のプラン通りではないけど、2020年はこの地球上の誰にとっても異常な年だ。今年はほとんどの人たちと同じように家に居なければならなかったので、期待していたような最後のシーズンを過ごすことができなかった。こんな奇妙なシーズンでキャリアを終えるのは、素晴らしいことではなかった」
そうオジェは説明した。
「間違いなく、それが引退についてのプランを変更した理由のひとつだった。だから2021年もプッシュし続けて、もっと良い普通のシーズンを過ごして、最後のタイトルを狙う計画だよ」
オジェはパンデミックでシーズンが中断される前のラリー・メキシコで優勝し、ランキング2番手につけている。来月にモンツァで行なわれる最終戦に向けて、チームメイトのエルフィン・エバンスを14ポイント差で追っている。
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