スーパーGT岡山公式テストは無観客で実施へ、ファン感謝デーは中止
新型コロナウイルスの感染拡大によりイベント開催に影響が出ている国内モータースポーツ。3月14日、15日のスーパーGT岡山公式テストは無観客で実施されることになった。
Super GT Okayama official test
吉田知弘
岡山国際サーキットは、3月14日~15日に行なわれるスーパーGT公式テストを新型コロナウイルスの感染拡大による影響を鑑み、無観客で実施することを明らかにした。
中国・武漢で発生した新型コロナウイルスは日本国内でも感染者が増加するなど猛威を振るっており、日本国内では各イベントが中止、または無観客での開催となり、全国の小中高校も休校になるなど対応に追われている。
国内モータースポーツにも影響が出ており、3月7日~8日に開催予定のモースポフェスSUZUKA2020は中止となった他、2月29日に富士スピードウェイで行なわれたスーパー耐久公式テストもパドック内の一般入場が禁止されるなどの措置が取られた。
3月に入ると国内トップカテゴリーのプレシーズンテストが本格化するのだが、その中でスーパーGTの1回目の公式テスト開催地となる岡山国際サーキットは無観客でのテスト実施を決めた。
当初、テスト開催日には「ファン感謝デー」としてサーキット内でイベントなどが行なわれる予定だったが、それらは全て中止となる。なおファン感謝デーのチケットの払い戻しに関しては後日改めて岡山国際サーキットから発表されることとなる。
同地では4月11日~12日にスーパーGT第1戦が予定されているが、こちらに関しては今後の関係機関の発表や情勢を踏まえて、改めて決定するとした。
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