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大会前に爆発事故発生のダカール・ラリー、仏外務大臣は中止の可能性を示唆。主催者側は「安全第一で競技を優先」と否定

ダカール・ラリーのディレクターを務めるデビッド・カステラは、フランスの外務大臣がラリー中止の可能性があると言及した件について、そのつもりはないと主張した。

#224 Team Audi Sport Audi: Mattias Ekstrom, Emil Bergkvist

写真:: A.S.O.

 サウジアラビアで行なわれている2022年のダカール・ラリーでは、大会前の12月30日にソディカーズ・レーシングのサポート車両が爆発事故に見舞われるという事件が発生。フィリップ・ブトロンが足に「非常に深刻な怪我」を負う惨事となった。ブトロンの母国フランスの当局は、テロ事件の可能性を視野に入れて調査を行なっている。

 そんな中、フランスのジャン-イヴ・ル・ドリアン外務大臣はTV番組のインタビューの中で、ダカール・ラリーがキャンセルとなる可能性があると言及。爆発事件がテロ攻撃である可能性は否定できず、イベント開催に関しては慎重な判断が必要だとした。

「我々はこのスポーツイベントを中断した方がいいと考えたが、主催者側はそうは考えなかった。しかし、我々は非常に慎重にならないといけない」

「最低でも、警備を強化する必要があるが、彼らはそうしている。この問題はまだ議論の途中だ」

 しかしその一方で、ダカール・ラリーのディレクターであるデビッド・カステラは、現時点ではラリーを中止する予定はなく、大会2週目に何らかの事件が起こることを防ぐべく、警備はかなり強化されていると明言した。

「調査が続いているので、現時点では(中止は)ない」とカステラは言う。

「大臣が言ったように、問題なのは12月30日に何が起こったのかを知ることだ」

「フィリップとその家族のためにも、今日この質問には答えたいと思っていた」

「我々はサウジアラビア当局と協力し、さらなる警備体制を敷いている。ビバークやその周辺、スペシャルステージのスタート地点とゴール地点……全てにおいて最適なセキュリティ体制を維持している」

「我々は多くのことを自問自答しているが、ハッキリとした答えが出るまでは結論は出さない。現時点では、このラリーをしっかりやりきることを考えようと思っている」

 カステラはさらにこう続け、競技が優先されることを願うと語った。

「私はとても悲しんでいる。2日前にフィリップと話したが、私が言いたいのは彼が信じられないほど素晴らしい男だということだ。彼と話していて感動した」

「我々は楽しむことを目的としたスポーツイベントを開催しており、その(テロ事件という)仮説が正しかったとしても、その攻撃に屈することはない。私は深い悲しみを覚えており、フィリップのことを常に考えている」

「我々は安全第一で、競技が全てにおいて優先されるように戦うつもりだ」

 
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