ホンダとドゥカティはMotoGP界の“夢のマシン”。エスパルガロ弟がべた褒め
ポル・エスパルガロは2020年でKTMを離脱し、レプソル・ホンダ入りすると見られているが、彼はホンダとドゥカティのマシンがMotoGPにおける“夢のマシン”だと語った。
写真:: KTM Images
5月末、motorsport.comは現KTMのポル・エスパルガロが、2021年からレプソル・ホンダへ移籍し、王者マルク・マルケスのチームメイトとなる可能性があるという情報をキャッチした。
この件についてはまだ公式には発表されていない。その理由は、エスパルガロの現在の契約により、9月までは行なうことができないためと見られている。
KTMのレースディレクターであるマイク・レイトナーはSpeedweekのインタビューに対し、エスパルガロがKTMを離脱することを事実上認めており、「ホンダ移籍はポルにとって素晴らしいチャンスだ」と語った。
またエスパルガロはMotoGP.comで、ホンダ移籍については口を閉ざしたものの、過去3年間チャンピオンシップで1位と2位になっているホンダとドゥカティのバイクこそ、タイトルに挑む上でベストマシンだと認めた。
「ここ数年を見ると、結局のところ勝っているのはホンダのマルク・マルケスだけだ」と、エスパルガロは語った。
「確かにマルクはレジェンドであり、ものすごいライダーだ。でも結局のところ、彼はホンダのバイクに乗っていて、そのバイクが勝つことができるということを意味している」
「彼はどのレースでもそれを示していて、最終的にチャンピオンシップでは2番手に大きな差をつけている。だから現時点ではホンダのマシンはグリッドの大部分(のライダー)が欲しがるマシンだということは確かだ」
「誰もがこのバイクを、そしてドゥカティのバイクを欲しがっているというのは明らかだ。このふたつのバイクは現時点でベストなものなんだ」
またエスパルガロはこうも付け加えている。
「確かに、僕はそのうちのひとつに行ければいいと持っている。でもKTMの状況はどうなのか、僕らは何ができるのかを確認する必要もある」
「それはかなり初期の段階で僕が言ったことだけど、誰がそういったマシンに乗りたくないと言うんだ? 結局のところ、それらはMotoGPでタイトルを争うための夢のバイクなんだ」
そしてエスパルガロは2017年から所属し、自身にとってMotoGP初の表彰台を獲得した“非常に強力な”KTMを離れることを認め、それは自分としても悲しいことになるだろうと認めた。
またイタリアのGazzetta dello Sportが報じたところによると、KTMはエスパルガロの後任として、ドゥカティ放出の決まったダニーロ・ペトルッチとの契約に近づいているという。
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