ポル・エスパルガロの来季シートはどこに? ホンダ残留なら「サテライトLCRでも問題なし」
レプソル・ホンダのシート喪失が噂されるポル・エスパルガロだが、彼はサテライトチームのLCRへ移ることになっても、それが「悪い選択肢ではない」と語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
レプソル・ホンダのポル・エスパルガロは、2022年限りでそのシートを喪失するのではないかと見られているが、仮にサテライトチームのLCRへ移ることになっても、それは悪くない選択肢だと彼は考えている様子だ。
エスパルガロは2021年にレプソル・ホンダへ加入。これまでに2度表彰台を獲得しているものの、2023年以降のシートを確保することが難しいと考えられている。
そして第9戦カタルニアGPを前に、ホンダが新パーツをエスパルガロではなくLCRホンダの中上貴晶にテストさせる決定を下したことが明らかになると、エスパルガロのホンダ離脱の噂がより信憑性を増した。
エスパルガロとしても、自身を取り巻く噂の中でライディングに集中し続けることは簡単ではないと認めている。
「周りの雰囲気は、確かに助けにはならないね。でもそれもこのビジネスの一部だし、契約を更新する必要がある時、だいたい2年毎に直面するものだ」
「時には優れたポジションにあることもあれば、シートを見つけるのに苦労しなければならないときもある」
「今のところ、僕は極めて落ち着いている。ホンダでは安心しているし、みんなにも良くしてもらっていて、続ける選択肢もある。他の選択肢はとても興味深いもので、経済的にはホンダよりも良いかもしれない。ただ結局のところ、僕くらいの歳(30歳)になるとほしいのはお金ではなくて、落ち着いて、満足でき、結果を出せるところなんだ」
「今は結果が出ていないし、バイクも僕の思うようには機能させられていない。今後数週間のうちに選択肢を検討して、近いうちに決断するつもりだ」
エスパルガロの選択肢のひとつが、テック3・KTMへの移籍だと見られている。KTMは彼にとって古巣でもあるため、マシンへの適応という点では心配が少ないだろう。
一方で”ホンダに留まる”という選択肢について、彼はそれがファクトリーチームのみに限定するものではないと認めており、LCRホンダも優れたチームであり問題はないと語った。
「ああ、ホンダに留まるというのは、ホンダ陣営内部にだよ」
「ファクトリーチームにいると、より愛されている様に感じるのは本当だ。でもナカガミは今、僕よりも遥かに“オフィシャル”な存在で、彼は僕の持っていないパーツをテストしている」
「ルーチョ(チェッキネロ/LCR代表)のチームは経験豊富なメカニックがいて、バイクもファクトリーと同等な、とてもしっかりしたチームだ。僕は問題はないよ」
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