MotoGP Valencia November testing
ヤマハの新エンジンには、期待通りのパワーがない? クアルタラロ困惑「以前は変化を感じられたのに」
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、バレンシアGP後に行なわれたポストシーズンテストに持ち込まれた新エンジンが、期待通りのパフォーマンスを発揮していないと語った。

Megan White
編集: 2022/11/09 6:33
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

MotoGPは最終戦バレンシアGPから1日の休息日を挟み、早くも来シーズンに向けて動き出した。バレンシアGPの舞台であるリカルド・トルモ・サーキットで、11月8日にポストシーズンテストが行なわれ、各チーム/ライダーが早速走りはじめた。
この日のトップタイムはVR46のルカ・マリーニだったが、そんな中で9番手タイムを記録したヤマハのファビオ・クアルタラロは、新しいエンジンから期待通りのパフォーマンスを引き出せていないと語った。
この新しい2023年仕様のエンジンは、テストライダーであるカル・クラッチローがもてぎやヘレスでテスト。クアルタラロもミサノで行なわれたテストなどで試し、「大きな改善だ」と賞賛していたモノだ。しかし今回のテストでクアルタラロは、新型エンジンが2022年型と同じスピードだったことに驚いている。
「このエンジンは、ミサノとバルセロナでテストしたモノよりも少し速いはずだったから、驚いた。特に予選ラップでは、2日前(バレンシアGP)と同じだったんだ」
火曜日のバレンシアテスト終了後に、クアルタラロはそう語った。
「スピードを比較したところ、同じだったんだ。何が起きたのかを分析する必要がある。僕らはミサノとバルセロナでテストし、カルはもてぎとヘレスでテストして、エンジンの違いを確認したんだ」
「でも、今回は違いがなかった。何が起きたのか、よく分析する必要がある」
「本来なら、このエンジンの方が馬力が高いはずなんだ。カルがヘレスでテストしたところ、明らかに優れていたと言っていた」
「でも今は、最高速度は昨年と一緒なんだ」
「エンジンではないが、問題があるのは確かだ。しかし、期待していたような追加のパワーが得られなかったということが起きた」
クアルタラロが火曜日に記録した最高速度は327.4km/hだった。しかしこのスピードは、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が記録した335.4km/hよりも大きく劣っていた。クアルタラロのチームメイトであるフランコ・モルビデリはさらに厳しく、325.8km/hだった。
「ミサノとバルセロナで改善を感じられたのに、今日何も改善がないということはあり得ないよ」
クアルタラロはそう続けた。
「つまり、何かが悪い方向に行ってしまったということだろう。それは、フランコも同じだったと思う。彼も最高速がかなり低かったからね」
なおヤマハはエンジンの他、新しいエアロパッケージもテスト。これには、リヤウイングも含まれていた。
「違いは感じた。でも、良いか悪いかは一概には言えない。ウイングが大きければ大きいほど、ウイリーは小さくなる。でも最高速に影響が及んだり、加速やブレーキングのパフォーマンスを失うかもしれないからね」
「つまり、データをチェックする必要がある。僕の感覚でオーケーだったとしても、ラップタイムやデータを見た方がいいからね」
関連ニュース:
- クアルタラロ、MotoGP王座陥落も「100%出し切れた」と一片の悔いなし。2023年のタイトル奪還に向け前を向く
- スズキ「GSX1100S KATANA&GSX750S」が歴史遺産車に選定。日本刀モチーフで新ジャンル切り開く
- ジョアン・ミル、今もスズキのMotoGP撤退を理解できず「MotoGP以上の宣伝ツールはないのに……」
- マルケス「転倒はブレーキングで攻めすぎたのが原因」関心は2023年型マシンのテストへ
- アレイシ・エスパルガロ、リタイアでランキング3位逃し落胆「キャリア最悪の日だった」








あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ロッシの弟子からMotoGP王者がついに誕生。バニャイヤの戴冠にはアカデミーが”必須”だった?
次の記事 マルケス、テスト結果はイマイチ? 期待を超えられず「今のバイクじゃタイトルは争えない」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Megan White

F2参戦のヴィルトゥオーシ、英国時計ブランドのインヴィクタが買収。2024年からチーム名称を変更へ
FIA F2
FIA F2 2023/12/21
F2参戦のヴィルトゥオーシ、英国時計ブランドのインヴィクタが買収。2024年からチーム名称を変更へ

ポテンシャルが違う……! ミル、MotoGPバレンシアテストでの進歩に満足「ホンダに来て初めて違いを感じることができた」
MotoGP
MotoGP
Valencia November Testing
2023/11/30
ポテンシャルが違う……! ミル、MotoGPバレンシアテストでの進歩に満足「ホンダに来て初めて違いを感じることができた」

バレンシアGPの午後3時開始は遅すぎる? アレイシ・エスパルガロ、転倒続出に「大きなミス」と批判。F1とブッキング考慮し後ろ倒し
MotoGP
MotoGP
バレンシアGP
2023/11/28
バレンシアGPの午後3時開始は遅すぎる? アレイシ・エスパルガロ、転倒続出に「大きなミス」と批判。F1とブッキング考慮し後ろ倒し
最新ニュース

予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」
F1
F1 F1
スペインGP
48 分前
予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」

マルケス、ミサノスプリントは余力ありの完勝。鍵はタイヤ選択「ミディアムが上手くいく確信があった」
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
1 時間前
マルケス、ミサノスプリントは余力ありの完勝。鍵はタイヤ選択「ミディアムが上手くいく確信があった」

僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」

ノリスの“最高傑作”が出た? 最速ではないはずのマクラーレンで鮮烈なPP。ステラ代表「450戦見てきた中で最も印象的」と絶賛
F1
F1 F1
スペインGP
2 時間前
ノリスの“最高傑作”が出た? 最速ではないはずのマクラーレンで鮮烈なPP。ステラ代表「450戦見てきた中で最も印象的」と絶賛
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録