MotoGP アメリカズGP
クアルタラロ、ヤマハ離脱の意向は”まだ”無し。2023年以降の未来は今後2ヵ月で検討へ
ファビオ・クアルタラロは2023年以降の契約に関して、現在はヤマハを去る気持ちはないと述べているが、今後2ヵ月で将来のキャリアについて検討を始めるつもりだという。

Lewis Duncan
公開日時: 2022/04/13 2:56
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MotoGP2021年王者のファビオ・クアルタラロは、将来は未定だと発言したものの、現在契約しているヤマハを去ることを検討しているわけではないという。
2021年にバレンティーノ・ロッシの後任としてヤマハのファクトリーチームに加入したクアルタラロ。彼は加入1年目で2015年のホルヘ・ロレンソ以来となるチャンピオンをヤマハにもたらした。
ヤマハとの契約は2022年までとなっているが、彼は2022年型のマシン、特にエンジンの進歩がないことに不満を隠しておらず、2023年以降についてはまだ未定だと以前認めていた。
そして第4戦アメリカズGPを前に、彼の個人マネージャーであるエリック・マヘはヤマハ以外のチームと交渉していることを認めるなど、2023年以降のヤマハ離脱の可能性をほのめかした。
クアルタラロはアメリカズGPで取材に応じ、2023年以降についてヤマハに留まることが優先されるのか、他の選択肢に魅力を感じているのかを訊かれた。すると、彼は次のように答えた。
「正直に言って、現時点では目の前の事に集中しているんだ。僕が離脱したいと思って、他の選択肢を検討している……そういうわけじゃない」
クアルタラロはそう語る。
「今は、チャンピオンシップを争うことが僕の優先事項だと感じている。そして他のことを考える時間は、そうたくさんは無い」
「レースウィークには、週末を通じてベストを尽くすことに意識を集中している。ただ最終的には将来について考える必要があるのも事実だ。僕らは今月もしくは来月にかけて、検討していくつもりだ」
ホンダなどに移籍の可能性もウワサされるクアルタラロだが、メーカーをまたぐ移籍は近年の例を見ても簡単ではない可能性が高い。しかし彼は”変化”が必要だと真剣に考えた場合には、新たなバイクへの適応とそのために時間がかかるという見通しが、決定に影響を与えることはないと語った。
「僕は自分が正しいと思ったことは何でもする。皆がそう(乗り換えが難しいと)考えて、誰もチームを変えないなら、誰もが同じ場所に留まることになるだろう」
「でも結局は『ああ、このバイクに慣れることができるんだろうか?』なんてことは考えない必要がある。バイクにポテンシャルを感じられても、時間がかかることは確かだ。あるブランドで長い時間を過ごしているなら、それは自然なことだ」
「でも、ある1台のバイクに慣れる必要は無い。僕の頭には、全くそうした考えはない」
「僕にとっては、プロジェクトがいちばん重要だ。その後でライディングスタイルなどを適応させていくことが必要だ」
「僕らのバイクにしても、マンダリカでは大きな変更を加えた。もちろん、これで大きな違いになるけど、それに慣れるんだ。違いを感じて、そして適応する。最終的にはデータを得たことで、他のライダー達と比較し、自分が適応するのを楽にしてくれるのは素晴らしいことだと思う」
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