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ラグナタン、今季2度目の出場停止を“ルールの抜け穴”によって回避

マハーヴィール・ラグナタンは、FIA F2で今季2度目となる出場停止の危機に直面したが、規則の特性上それを免れることとなった。

Mahaveer Raghunathan, MP Motorsport

Mahaveer Raghunathan, MP Motorsport

Joe Portlock / Motorsport Images

 MPモータスポーツから2019年シーズンのFIA F2に参戦しているインド人ドライバー、マハーヴィール・ラグナタン。彼はポール・リカール戦のレース1終了時点でペナルティポイントが12に到達したため、続くレッドブルリンクでのシュピールベルク戦を出場停止となった。

 このペナルティポイント制度は元々、F1で2014年から導入され、その後F2などのサポートシリーズに展開されていったものである。ラグナタンは同制度によって出場停止となった初めてのドライバーだった。

 その後ラグナタンのペナルティポイントは0にリセットされていたが、最終アブダビラウンドのフリー走行でスタート練習の手順を守らなかったことで、シュピールベルク以降の累積ペナルティポイントが再び12に達してしまった。彼はグリッド上で自身の前にマシンが2台いたにも関わらず、スタート練習を行なってしまったのだ。

 F1ではペナルティポイントが12に達した次のレースで出場停止が適用されるが、1ラウンド2レース制を採用しているF2では、12ポイントに達した次のラウンドから出場停止となる。本来ラグナタンは今季2度目の出場停止となるのに十分なポイントを溜めてしまっているが、アブダビ戦は今季の最終ラウンド。そしてシーズン終了と同時に全てのペナルティポイントが無効となるため、ラグナタンは出場停止を回避した格好だ。

 なお、今回のラグナタンのペナルティについて、FIA F2のスチュワードは次のように述べている。

「スチュワードはそのドライバー(ラグナタン)に対して、(スタート練習での手順違反が)極めて危険な行為であり、許容されるものではないとアドバイスした」

「今回がシーズン最後のラウンドであることを考えれば、ドライビングの基準は高くあるべきである」

「17号車のドライバー(ラグナタン)が最初にマシンを追い越した際、彼は自身の間違いに気付くことができたかもしれないが、結果的に彼がスローダウンすることはなかった」

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Photo by: Joe Portlock / Motorsport Images

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