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レッドブル、予算遵守に”絶対の自信”。ライバルたちの憶測にも強硬なスタンス変えず

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、FIAの発表を前にしても、2021年の予算が上限を下回っていたと”絶対の自信”を持っていると語った。

Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, arrives at the track

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 F1シンガポールGPの週末、パドックではふたつのF1チームが2021年の1億4500万ドル(約210億円)の予算上限を破り、FIAから制裁を受ける可能性があるという噂で持ちきりになった。

 実際に何が起こったのかがはっきりするのは、10月5日。この日、FIAは2021年の予算上限をオーバーしていなかったチームに、遵守証明書を発行する予定となっている。

 そして程度が軽微であれ重大であれ、予算がオーバーしていたチームはヒアリングの対象となり、ペナルティを受ける可能性がある。

 違反があった可能性のあるチームとして名前が挙がっているのは、アストンマーチンとレッドブルが主だが、両チームは違反を明確に否定している。

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 特にレッドブルは1000万ドルもの予算オーバーがあったのではないかという根拠のないうわさが流れており、ライバルのメルセデスとフェラーリもFIAに厳しい処分と罰則を求めるなど、矢面に立たされることになった。

 しかし昨年と今年、タイトルを争ったライバルたちが何を言おうとも、レッドブルは3月に提出したオリジナルの申請書が間違っていないという姿勢を崩していない。情報筋によれば、この申請書では実際に数百万ドル、上限額を下回っていたという。

 予算の監査について、神経質になっているかと尋ねると、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は次のようにmotorsport.comに答えた。

「ノーだ。我々は、自分たちの提出物に絶対の自信があるんだ」

「プロセスを経てきたんだ。言うまでもなく、ビッグ3のひとつである我々の監査人によって承認され、3月に提出された。我々は、それが十分に上限内であったと信じている」

「FIAは彼らのプロセスに従っている。今週中に、我々だけでなく全チームからその結果を聞けることを期待している」

 レッドブルは水曜日にFIAがどのような声明を出すか分からないものの、その調査や対応の堅実さを保証するという、大きな責任がFIAにあることを認めている。

「これ(予算制限を含む財政レギュレーション)らの新しい規則は非常に複雑で、様々な構造の企業に、様々な形式で申請をしなくてはいけないし、レギュレーション自体も複雑だ」

「こうした規制には、常に異なる解釈が存在する。そのため、最初の1年間は、この規制がどのように適用されるか見るのは非常に興味深い」

「提出を行なった後にも、昨年の予算に適用される明確化がなされている。つまり、常に進化していくプロセスなのだ」

「FIAにとって、これは非常に重要なテーマだ。特にピットレーンにいるチームの規模を見ると、多くがさらに大きなコングロマリットや組織に属しているのだからね」

 予算制限に含まれるべき要素とそうでない要素が最近明らかになったことで、レッドブルはさらに予算に余裕が出来たはずだと答えた。

「かなり下回っている。明確化されたことで、さらに下がったはずだが……」

 ホーナーは、他チームによるレッドブルに対するコメントに憤慨し、それらが”中傷”であるとまで指摘した。

 そして、もしそうした発言が撤回されないのであれば、レッドブルは法的措置を検討すると明言している。これまでのところ他チームからの反応はないが、ホーナーはスタンスを変えていない。

「私が言ったことは絶対に変わらない。我々はあらゆる選択肢を検討する。根拠のない主張をすることは全く受け入れられない。何の知識に基づいているのか? 情報源はどこなのか?」

「これはチームとFIAの間の機密提出物だ。ライバルのコンプライアンスについては全く知らない。では、その情報はどこから来たとされているのか?」

「しかし、プロセスを完了させてみよう。我々はレギュレーションに違反しているとは知らされていない。だからプロセスを最後までやり遂げ、自分たちの立ち位置を理解しよう」

 
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