F1

レッドブル&アストンマーチン、予算制限規則違反の裁定受け入れへ……金曜日にもFIAが詳細を発表

motorsport.comの取材によれば、レッドブルとアストンマーチンは予算制限違反の指摘を受け入れ、ABAを締結したようだ。早ければ金曜日にも、その詳細が公開される予定だ。

Adam Cooper

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編集: 2022/10/28 14:51

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Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

 レッドブルは、昨年のコスト上限に違反したというFIAの指摘を受け入れ、それに対する制裁を受け入れることを基本的に認める”アクセプテッド・ブリーチ・アグリーメント(ABA)”の締結に合意したようだ。またアストンマーチンも同じように、ABAに合意したようだ。

 FIAはこれについて、金曜日にもその詳細を発表する予定と見られている。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、アメリカGPの週末にFIA会長のモハメド・ベン・スレイエムと今回の件について会談を行なったが、これは公式の手続き外のモノである。

 レッドブルは、共同創設者であるディートリッヒ・マテシッツが死去したことをアメリカGPの土曜日に発表。これにより、ABAに関する交渉は保留されていたが、今週になって決着を見たようだ。

 レッドブルは、予算制限に関する手続き上の違反と、約180万ドル(約2億6400万円)と考えられている”軽度の”制限額超過の両方で罰則を受けることになるはずだ。これによりチームは、金銭的および競技上のペナルティの両方を受けることになると見られる。

 この競技上のペナルティの中には、来シーズンに向けた空力開発時間の削減が含まれている。現在のF1では、前年のコンストラクターズランキングに応じて風洞およびCFDの使用時間が制限されている。今季のコンストラクターズチャンピオンとなったレッドブルは、その上ペナルティでさらに空力開発の機会が失われてしまうと、かなり大きな痛手となるかもしれない。

 レッドブルが支出の上限を超えてしまった理由は、ファクトリーでのケータリングや、予算制限対象外の従業員の食事、疾病手当や解雇に関する支出、そして2021年終了時に残ったスペアパーツの処理方法とヘリテージ部門への割り当てなどが含まれているようだ。さらに、税金の問題もあったという。

 ホーナー代表は先週末に、スペアパーツに関する問題が、上限を超えた最大の要因であった可能性があると示唆。しかしこの支出超過によって、パフォーマンスが向上した可能性は低いと語った。

「覚えておく必要があるのは、提出物が約75000の項目を構成する可能性があるということだ」

 そうホーナー代表は語った。

「提出物に入力する必要のある、膨大な量のデータがある。最初の年で、非常に複雑な一連の規制があり、全てのことに対応できるようにするのはほとんど不可能だ。ほぼ不可能なんだ」

「そして解釈の点で、おそらく他のチームとは僅かに異なっていた。その違いは、フォームをどう完成させるかという適用に関して、大きな影響を与える。その時点で再提出できたなら、我々は大きく異なった形で扱っていただろう」

「おそらく、いくつかのチームがその影響を受けていると思う」

 アストンマーチンは、イギリス固有の税務的手続きの問題において、FIAとは異なる解釈を行なったことが違反とみなされたようだ。これについては、単純な罰金が科されるだけで済みそうだ。

「複雑だ。複雑なレギュレーションだと思う」

 チーム代表のマイク・クラックは、アメリカGPの際にそう語っていた。

「それは苛立っているということではない。我々は今回のような問題を抱えないように、将来より良い仕事をしなければいけないということを示している」

「しかし結局のところ、最も重要なのは、我々が予算制限下にいたということだ。問題は手続き上のことだったのだ」

 

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