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王者ミル、レッドブル・リンクの安全性に懸念「特にウエットコンディションは危険だ」

スズキのジョアン・ミルは、MotoGP第10戦スティリアGPが行なわれるレッドブル・リンクの安全性について、特にウエットコンディションでは懸念があると主張した。

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

Gold and Goose / Motorsport Images

 現MotoGP王者であるジョアン・ミル(スズキ)は、第10戦スティリアGPの舞台であるレッドブル・リンクの安全性に懸念を持っており、特にウエットコンディションではターン3の安全性が十分ではないと語った。

 何年も前から、ライダーたちはウエットコンディションでのレッドブル・リンクの安全性について懸念を示してきた。特にターン1とターン3では、F1などの他カテゴリーが路面に残したラバーが多く、グリップの問題を引き起こすことが多かったのだ。

 今回のスティリアGPでは、フリー走行2回目がウエットコンディションとなったが、ライダーたちは路面のグリップが驚くほど高いと感じていたようだ。

 ターン1とターン3における安全性への懸念は、コースサイドのバリアとの距離が近いことや、インシデントが起きた時に、コントロールを失ったバイクが他のライダーに影響を及ぼす可能性が高いことも理由だ。

 特に昨年のオーストリアGPでは、ヨハン・ザルコ(当時アビンティア)とフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が接触。大破したバイクがターン3出口にいたバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレス(共にヤマハ)と接触しかけるという、危険なクラッシュが発生している。

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 再発防止のためにターン3にはキャッチフェンスが設置されているが、ミルはウエットコンディションにおいてライダーが接近して走行しているレースでの危険性を懸念している。

「特に第1コーナーは危険だ」と、ミルはウエットコンディションでのレッドブル・リンクについて語った。

「あのコーナーは本当に滑りやすくて危険だけど、ターン3もとても危険なんだ」

「もしもクラッシュしたら……ひとりの問題では済まないと思う」

「集団になると、ウエットでのあのエリアは本当に危険なんだ。何をするべきなのかは分からないけど、実際のところウェットでの安全性は今のところ十分ではないと思う」

 レプソル・ホンダのポル・エスパルガロも、ミルの意見に同意し、次のように付け加えた。

「確かに、このコースは最も安全だとは言えないだろう。なぜならターン3はかなり接近するタイプのコーナーだからだ。誰かがブレーキングの最初、高速で転倒した場合、バイクは路面を高速で滑っていく。特にウエットコンディションならね」

「昨年のヨハンとフランコの時のように、ターンしている他のライダーに影響を与える可能性がある。確かに懸念があるし、日曜日に大量の雨が降るというのは最良のプランではない」

「だが何が起きるか見てみよう。今日はグリップが非常に高かったので、ロックしたとしてもそれほど大したことはないだろう」

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