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まるで『フォードvsフェラーリ』の世界観? ルノー新CEOはF1活動への熱意十分

ルノーのチーム代表であるシリル・アビテブールは、同社のルカ・デ・メオCEOが映画『フォードvsフェラーリ』におけるフォードのような精神を持っていると考えている。

Esteban Ocon, Renault F1 Team R.S.20, Sebastian Vettel, Ferrari SF1000

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 7月にルノーのCEOに就任したばかりのルカ・デ・メオは、ルノーF1チームの名称を自社ブランドの“アルピーヌ”に変更することを発表するなど、就任以来自らのビジョンを実現するために少しの時間も無駄にしていない。

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 これでかねてより挙がっていたルノーのF1活動継続に関する懸念を払拭する形となったが、ルノーF1チームの代表を務めるシリル・アビテブールは、新CEOの熱意がチームにとって大きな後押しになっていると語った。

「それはとても大きいものだよ」とアビテブールは言う。

「彼が日常的に干渉することがなかったとしても、チームの成功を期待してくれる人、いつでも助けになってくれる人がついていることは非常に大きなことだ」

「彼はスポーツに関する知識が豊富で、いろんな人のことを知っている。つまり彼はこのスポーツの難しさを正しく理解しているんだ」

「言うなれば、映画『フォードvsフェラーリ』のようだ。彼は純粋なビジネスとしてだけではなく、かつてフォードがフェラーリを倒すと決めた時のような熱意を持ってアプローチしているんだ」

『フォードvsフェラーリ』は、1960年代のル・マン24時間レースが題材となっている映画。フォードがGT40というマシンを製造し、当時圧倒的な強さを誇っていたフェラーリにル・マンで挑戦し、最終的に勝利を収めるまでを描いたマット・デイモン主演の映画は、大きな話題を呼びヒット作となった。

 ルノーは今季ここまで9戦を終えて、コンストラクターズランキング5番手となっている。しかしながら、同3番手のマクラーレンや同4番手のレーシングポイントとは僅差であり、メルセデス、レッドブルに次ぐポジションを巡って激しい争いを繰り広げている。

 表彰台に届きそうなレースもいくつかあり、確実に進歩を遂げているルノーだが、アビテブールは現状に満足していないという。

「このスポーツでは最終的にチャンピオンシップの結果が重要なんだ」とアビテブール。

「そういう意味では、まだ十分ではない。しかし進歩の兆しがあるならば、それは良いことだ」

「数年前と比べれば進歩があったと思うが、それは当時の空力コンセプトが間違っていたからだと思う」

「だから、全く異なる空力コンセプトを採用するという決断をしたんだ。特に我々のような組織規模において、こういったことはリスクも伴うが、実際にはコンセプトを変更したことで失ったものを取り戻しただけでなく、進歩することもできた」

「あらゆる変更が行なわれたことで、我々は以前よりもうまく仕事ができるようになっているし、マシンに対する理解も深まっている。しかし、まだ完全にはマシンとチームのポテンシャルを引き出せていないのが現実だ」

「我々はポイントを取らなければいけないところで取りこぼしている。だから我々はこういった厳しい競争の中では、ポジティブなことよりもネガティブなことに目を向けて行きたいと思う」

 

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