ハースF1とリッチエナジーの将来……シンガポールGPまでには決着へ
ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、リッチエナジーとのタイトルスポンサー契約の将来に関する最終決定は、シンガポールGPまでには行われるだろうと語る。
写真:: Erik Junius
リッチエナジーは、イギリスGPの前に、ハースF1チームとのタイトルスポンサー契約を終了したと発表した。しかし同ブランドの支配権を巡る問題が勃発し、状況は今も不明瞭なままになっている。
ハースF1チームの代表であるギュンター・シュタイナーは、8月28日(水)にロンドンでリッチエナジーの代表者と会合を行った。そして契約を続けるかどうか、その最終決定を待っている状態だと語る。
「状況は落ち着いた。そしてようやく、今後我々がどこに向かっていくのかが分かるだろう」
リッチエナジーとの今後について尋ねられたシュタイナー代表は、motorsport.comにそう語った。
「まず、我々は落ち着いて、合理的な決断を下す必要がある。それから決定が下されるんだ。現時点ではまだ、(リッチエナジーの)ロゴはマシンに付いたままだ。だから彼らは、我々ではなかったとしたならば、どこに行きたいのかを決断する必要があるんだ」
「それは彼らの決定だ。それから、我々の決定を行うことになる。それは来週かその近辺で行われる。今回は、適切な決断が下されるだろう」
シュタイナーは、モンツァのレースはわずか1週間後であることから、リッチエナジーの決断は来月のシンガポールGPまでに行われる可能性が最も高いだろうと語った。そしてまた、最終決定は完全にリッチエナジー次第であり、結果がどうなるかを予測できないのは明らかだったと語った。
「会社としてどういう立ち位置にいるかを決めるのは、彼ら次第だ。そして(契約を)続行するかどうかは、彼らにとって理に適っているかどうか次第なんだ」
「私はその決断に関与していない。したがって、コメントすることはできないし、その資格もない。私は十分にたくさんの問題を抱えている。他人の問題には関与したくないんだ」
「彼らが求めている場所、そして投資家を決める準備ができたら、何をしたいかを我々に教えてくれればいい。我々はそれに同意したんだ」
「おそらくモンツァの後になることだろう。モンツァはもう来週だから、物事を正しく行うために残された時間はほとんどない。正しく、そして敬意を持って物事を進められることを願っている」
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