スーパーフォーミュラ

【スーパーフォーミュラ】感謝、感激、感動。笹原右京、鈴鹿ファン感初日に感慨深い”シェイクダウン”「この感覚が好きだ……」

2022年スーパーフォーミュラのレギュラーシートを獲得した笹原右京。その初走行は感慨深いものとなったようだ。

戎井健一郎

公開日時: 2022/03/06 5:14

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Ukyo Sasahara, TEAM MUGEN

 鈴鹿サーキットで行なわれている鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー。そこでは2022年のスーパーフォーミュラに参戦するレギュラードライバーたちが開幕に先駆けてファンの前で走行を披露した。ほとんどのドライバーにとって、そのブランクは数ヵ月程度。そんな中、約1年ぶりの走行となったドライバーがいる。笹原右京(TEAM MUGEN)だ。

 笹原はこれまで、TEAM MUGENやDOCOMO TEAM DANDELION RACINGで代役ドライバーとしてスーパーフォーミュラに参戦。しかしレギュラー参戦の経験はなく、2022年シーズンもドライバーラインアップに名前がないまま公式テストを迎えようとしていた。

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 しかし、鈴鹿ファン感謝デー、そしてその後に行なわれる鈴鹿公式テストを前にした3月4日、TEAM MUGENが野尻智紀に加えて笹原右京を2台目のドライバーとして起用することを発表。ホンダの体制発表時、TEAM MUGENは野尻の1台体制として紹介されていただけに、追加エントリーは驚きをもって迎えられた。

「率直に嬉しいですね。それと同時に感謝しかありません」

 笹原はそう語る。

「今回の出来事は僕ひとりでどうにかなる話ではありませんし、ファンの皆さんが声をあげて下さったことが大きなきっかけになったと思います。そしてチームやパートナーさん、サプライヤーさんが手助けしてくれたことで、最後にこうやって形になりました。本当に感謝しかないです」

「(チーム加入が)決まってからファン感までの日程はタイトでしたが、チームの皆さんの情熱や応援してくださる方々のおかげで走り出すことができました。ありがたい話です。もしいきなり合同テストから走るということになっていたら大変だったなと思います」

Ukyo Sasahara, TEAM MUGEN

Ukyo Sasahara, TEAM MUGEN

Photo by: Motorsport.com / Japan

 急ピッチの準備となりながらも、ファン感謝デーを利用してテスト前の確認作業などができたという笹原。ファン感謝デーはさながら“シェイクダウン”となった形だ。ちなみに笹原は初日フリー走行の際、コースインしてすぐにカラーリングのされていないノーズに交換して走ったが、これはプログラム通りだったようで「一応全て(のノーズ)をチェックして、空力などの変化がないかの確認をした」とのことだ。

 1年ぶりのSF19、その感想について尋ねると、笹原は走行中に様々な想いが去来したと語った。

「やっぱり純粋に楽しいですね」

「最初は『速っ!』と思いましたが、それと同時に『こういう感覚が好きなんだな』と思いました。そして、ここに来るまでに支えて下さったファンの皆さんやパートナーさん、サプライヤーさん、昨日までに間に合わせてくれたチームのことを思い出しました。走り出す時は色んな感情がありましたね。レースができる喜び、特に自分が求めていた大好きなフォーミュラで戦える喜び……感慨深かったですね」

 これまでは代役参戦として、腰を据えてフルシーズン戦える確約が与えられない中でスーパーフォーミュラを戦ってきた笹原だが、今季はやや急ピッチとはいえ、開幕から準備をした上でシーズンに臨むことができる。笹原はもちろん初優勝やタイトルを目指していきたいとしながらも、このチャンスを活かして着実に歩を進めていきたいと語った。

Ukyo Sasahara, TEAM MUGEN

Ukyo Sasahara, TEAM MUGEN

Photo by: Masahide Kamio

「もちろん勝ちたいですし、ポールも獲りたいですし、チャンピオンも目指したいですが、初めてフルシーズン戦える訳なので、しっかり腰を据えた戦い方をしていきたいです」

「ガレージの隣は野尻さんです。去年のチャンピオンから学べるのは自分にとって価値あることですし、自分の経験値に繋げていきたいです。

「ステップを飛ばすような、急ぐような形にはしたくありません。でもとにかく攻めていきたいです。守りには入らないです」

 

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