ジュリアーノ・アレジ、SFデビュー戦でいきなりQ3進出「最後は少し攻め過ぎたけど悪くない結果」
スーパーフォーミュラのデビュー戦で予選8番手となったジュリアーノ・アレジは、目標としていたQ3進出を果たせたことに満足していると語った。
写真:: Masahide Kamio
鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラ第2戦の予選では、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がQ1〜Q3まで全てトップタイムを記録する圧巻のパフォーマンスで初のポールポジションを獲得したが、これがデビュー戦となるジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)の走りも今回のサプライズのひとつだったと言える。
アレジはA組からQ1に出走すると、平川亮(carenex TEAM IMPUL)に次ぐ2番手タイムをマークしてこれを突破。そしてQ2でも5番手に食い込み、Q3に駒を進めた。Q3ではタイムが伸びずに8台中8番手に終わったものの、スーパーフォーミュラのデビュー戦でいきなり印象的な速さを見せた。
予選後にアレジはmotorsport.comの取材に応え、Q3進出という結果に満足していると語った。
「良い1日だったと思う。今回の目標はQ3に進むことだったからね」
「僕は初めてのレースだし、他のドライバーは経験豊富だから、それは簡単ではないと思っていた。マシンの調子も分からなかったしね。でもQ1を終えてポテンシャルがあることが分かったから、その勢いを維持しようと思ったんだ」
「Q3に進出してからはさらにプッシュしようとしたけど、少し攻め過ぎたかもしれない。もう少し抑えた方が良かったと思う。でもQ3に行けた訳だから悪くないね」
予選で好タイムを記録したことから、決勝で上位陣にどこまで食らいつけるかにも注目が集まるアレジだが、彼は決勝での目標について次のように語った。
「まずは良いスタートを切って、1周目でどの位置にいられるかだね。そしてあとはひたすらプッシュして、戦略を見極めていく」
「タイヤをどこまでマネジメントしないといけなくなるか分からない。でも(F2と比べて)タイヤをあまりマネジメントしなくていいレースが楽しみだよ! 今後のプランがどうなるか分からないから、チームのためにベストを尽くして楽しみたい」
今回はスーパーフォーミュラと併せて、レギュラー参戦中のスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)にもエントリーしているアレジ。スーパーフォーミュラの予選直後にはSFライツの第4戦に出場して2位表彰台を獲得した。現時点では体力面で問題はないと語るアレジだが、明日4月25日(日)はスーパーフォーミュラ決勝の前後にSFライツが2レース(第5戦、第6戦)組み込まれており、精神的、肉体的にさらなるタフさが求められる1日となりそうだ。
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